LCDI インスタンス
構文
ins_gettag [-d destsys] -i id
ins_create [-d destsys] -a appname -r restyp [-I{AUTORES_ISP|INIT_ISP| INIT_OSU}] [-v info] -t tag -i id [-Q quickChkInt] [-DdeepChkInt] [-l localRecover{Y/N}] [ -s AUTOMATIC/INTELLIGENT]
ins_remove [-d destsys] [-R roottag] [-a appname] [-r restyp] [-ttag] [-i id] [-v] [-I] [-N] [-G]
ins_setin [-d destsys] -t tag [-v info]
ins_setit [-d destsys] -t tag -I {AUTORES_ISP|INIT_ISP|INIT_OSU}
ins_setst [-d destsys] -t tag -S {ISP|ISU|OSU} [-R reason] [-A]
ins_list [-d destsys] [-fC] [-R top] [-a appname] [-r typ] [-t tag] [-i id]
ins_setchkint [-d destsys] -t tag -c {q=quick|d=deep} -vinterval
ins_setlocalrecover [-d destsys] -t tag -l {Y=enable|N=disable}
ins_setas [-d destsys] -t tag -s {INTELLIGENT|AUTOMATIC}
説明
リソースは、システムが認識しているボリューム、アプリケーション、またはシステムオブジェクトを表すために LifeKeeper によって使用されます。リソースタイプはリソースの分類です。リソースインスタンスはリソースタイプの実際のインスタンスです。例えば、リソースタイプには、ファイルシステムボリューム、ファイル共有、IP アドレス、LAN Manager 名、および SQLServer などの各種サーバが含まれます。一般のユーザ定義可能タイプを使用すると、ユーザはカスタム耐障害セットアップを構築できます。あるリソースタイプに対して、複数のインスタンスが存在する場合もあります。
リソースインスタンスは多数の様々な状態で存在します。これらの状態は以下の値と意味を持ちます。
ISP | リソースはサービス中であり、保護されています。ISP はプライマリノード上のリソースの標準状態です。 |
OSU | サービスを停止していますが、障害は発生していません。remove スクリプトを実行してサービスが停止されたため、このシステムではリソースを使用できません。OSU 状態は、OSF 状態または OSU 状態の子に依存関係を持つオブジェクトに対して、あるいはバックアップマシン上の同等オブジェクトが ISP 状態または ISU 状態にある場合にも使用されます。OSU はセカンダリノード上のリソースの標準状態です。 |
OSF | 障害によりサービスを停止しています。オブジェクトを復旧しようとして障害が発生したため、このシステムではリソースを使用できません。 |
終了コード
どのコマンドも、正常に実行された場合は 0 を返します。失敗した場合は 0 以外のコードを返し、標準エラーに出力します。前記のコマンドは、次の終了コードを返します。
0 | 処理に成功した。 |
1 | システムコールまたはライブラリコールが内部エラーを返した。 |
2 | ユーザが指定した構文にエラーがある。 |
3 | LifeKeeper の内部エラー。 |
4 | 既存のオブジェクトに対する処理を要求した。 |
5 | 不正な引数を渡した。 |
6 | ンデックスが有効な範囲を超えている。 |
7 | 存在しないオブジェクトに要求を発行した。 |
8 | リソースインスタンスの削除を要求したが、そのリソースインスタンスには、削除していないリソースインスタンスが依存している。 |
9 | 相手のシステムと通信できない。 |
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