SIOS Protection Suite 構成では、共有 SCSI ホストアダプタおよび共有ディスクハードウェアの機能を使用して、障害が発生したサーバから指定のバックアップサーバにリソースを切り替えることができます。また、ファイバチャネルストレージエリアネットワーク (SAN) を使用することもできます。

以下のガイドラインに従って、ストレージとホストアダプタの要件を判断してください。

ストレージデバイス - アプリケーションのデータストレージ要件に基づいて、構成に必要なデータストレージデバイスのタイプと数を判断する必要があります。共有ファイルはディスクアレイサブシステム (Redundant Array of Inexpensive Disks、RAID) に配置してください。SIOS Protection Suite 構成では多数のハードウェア RAID 周辺機器を使用することができます。最も重要な要件は Microsoft がサポートしていることです。Microsoft のハードウェア互換リスト を参照してください。

重要: ストレージデバイスの構成のプランニングでは、以下の問題を考慮してください。

  • SIOS Protection Suite はリソースをボリューム単位で管理するので、構成内の各ボリュームのリソースを使用できるのは 1 度に 1 台のサーバだけです。そのため、SIOS Protection Suite の構成を開始する前にディスクの割り当てを計画することを推奨します。

アダプタ - 構成のタイプと周辺機器の数に基づいて、必要な SCSI ホストアダプタまたはファイバチャネルホストアダプタのタイプと数を判断してください。選択したアダプタを Microsoft がサポートしており、ドライバを入手できることが重要です。Microsoft がサポートするアダプタと周辺機器については、Microsoft のハードウェア互換リスト の「クラスタ」カテゴリを参照してください。

参照用に、構成マップにホストアダプタの仕様を追加してください。  

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