現象

SIOS Protection Suite が SQLAgent サービスを保護している Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスでは、リソースが最初にサービス中になると、このサービスの起動を SQL 問題によって妨げられ、この SQLSQLAgent サービス開始の試みを放棄するまでに MAXWAIT 状況 (300 秒の遅延) が強制されます。

このメッセージは、SQL リソースの INFO フィールドが壊れていることを示しています。SQL リソースを削除して再作成する必要があります。リソースを削除する前に、すべての IP およびボリュームの依存関係を削除する必要があります。依存関係は新しい SQL リソースを作成した時点で SIOS Protection Suite によって再作成されます。

SQLAgent サービスが開始しようとしているシステム上で Microsoft SQL Server サービスがすでに開始している場合は、このシナリオに遭遇することがあります。

SQL 階層の作成時に SQLAgent サービスと Microsoft SQL Server サービスが両方とも開始している場合は、この問題は発生しません。

推奨される処置

Microsoft SQL Server サービスの停止と開始を行うと、通常この問題は解決し、続いて SQLAgent サービスが開始されます。ただし、SQL Server サービスの停止は適切な選択とはいえません。

デフォルトのインスタンスまたは名前付きインスタンスで、MSSQLServer サービスおよび SQLServerAgent サービスはいずれも、ローカルシステムアカウントを使用して正しく起動する必要があります。各システム上でローカル管理者グループにドメイン管理者アカウントを追加した場合、この 2 つのサービスはともにドメイン管理者アカウントを使用して起動します。

フィードバック

お役に立ちましたか?

はい いいえ
お役に立ちましたか
理由をお聞かせください
フィードバックありがとうございました

このトピックへフィードバック

送信