各QSPリソースには次のプロパティがあります。
- 保護対象のサービス名(Protected Service)
- 保護対象のサービスの表示名(Service Name)
- QSPリソースで保護されるWindowsサービスのサービス名と表示名です。
- 監視状態(Monitoring Status)
- サービスの監視が有効(Enabled)か無効(Disabled)かの状態です。クイックチェック間隔が0以外の場合は有効、0の場合は無効となります。
- スタートアップタイムアウト(Startup Timeout)
- LifeKeeper がサービスの開始に許容する時間を秒単位で指定します。この時間内にサービスが「実行中」状態に達しなかったことが restore または recover によって判断された場合、操作は失敗し、イベントログに記録されます。
- この値を 0 に設定すると、チェックが無効になり、サービスの開始に必要な時間を費やします。
- シャットダウンタイムアウト(Shutdown Timeout)
- LifeKeeper がサービスの停止に許容する時間を秒単位で指定します。この時間内にサービスが「停止」状態に達しなかったことが remove によって判断された場合、操作は失敗し、イベントログに記録されます。
- この値を 0 に設定すると、チェックが無効になり、サービスの停止に必要な時間を費やします。
- ローカルリカバリー(Local Recovery)
- ローカルリカバリーが有効(Enabled)か無効(Disabled)かの状態です。
これらはすべてリソースの作成時に構成され、拡張時に継承されます。
QSPリソースのプロパティの参照
- QSPリソースのプロパティを参照するには、QSPリソースを右クリックし、プロパティを選択します。
- Properties Panel画面が表示されます。「Quick Service Protectionの設定」タブを選択すると、プロパティの値を確認することができます。
QSPリソースのプロパティの変更
QSP リソースのプロパティの変更は両方のサーバーで実行する必要があります。QSPリソースの変更には、監視状態、クイックチェック間隔、スタートアップタイムアウト、シャットダウンタイムアウト、ローカルリカバリーの変更が含まれます。保護対象のサービスを変更することはできません。
- 監視状態・クイックチェック間隔の変更
- QSPリソースを右クリックし、クイックチェック間隔を選択します。
- 設定を変更したいサーバーを選択して次へをクリックします。
- クイックチェック間隔を更新し、「次へ」をクリックします。この例では、クイックチェック間隔に0を入力することで監視状態を無効に設定しています。変更をクリックします。
- クイックチェック間隔の変更が完了すると以下の画面になりますので、「完了」をクリックします。
- QSPリソースを右クリックし、クイックチェック間隔を選択します。
- スタートアップタイムアウト・シャットダウンタイムアウトの変更
- Properties Panel画面で「Quick Service Protectionの設定」タブを選択した状態で「起動/シャットダウン間隔の修正」をクリックします。
- スタートアップタイムアウトを更新し、「次へ」をクリックします。この例では、スタートアップタイムアウトは450に設定されます。
- シャットダウンタイムアウトを更新し、「次へ」をクリックします。この例では、シャットダウンタイムアウトは750に設定されます。
- 更新が完了すると、画面は次のようになります。「終了」をクリックします。
- Properties Panel画面には、以下の様な新しい値が表示されます。
- Properties Panel画面で「Quick Service Protectionの設定」タブを選択した状態で「起動/シャットダウン間隔の修正」をクリックします。
- ローカルリカバリーの変更
- Properties Panel画面で「Quick Service Protectionの設定」タブを選択した状態で「ローカルリカバリーの修正」をクリックします。
- ローカルリカバリーの設定を更新し、「次へ」をクリックします。この例では、ローカルリカバリーは無効に設定されます。
- 更新が完了すると、画面は次のようになります。「終了」をクリックします。
- Properties Panel画面には、以下の様な新しい値が表示されます。
- Properties Panel画面で「Quick Service Protectionの設定」タブを選択した状態で「ローカルリカバリーの修正」をクリックします。
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