ins_list [-d destsys] [-fC] [-R top] [-a appname] [-r typ][-t tag] [-i id]

このコマンドは、リソースインスタンスのセットに関する行を標準出力に表示します。各行には、特定のリソースインスタンスに関する現在の情報がすべて含まれています。行の例を以下に示します。

LKSYS1-filesys-volume-ISSUTILS-K:--ISP-restore action hassucceeded-AUTORES_ISP--0-0-

各行のフィールドは区切り文字で区切られています。デフォルトの区切り文字は ^A (\001) です。 -fC オプションを指定した場合、区切り文字は指定した文字に変更されます。上記の例では、区切り文字としてダッシュ (-) が表示されています。上記のコマンド例のフィールドは以下のとおりです。

LKSYS1 リソースインスタンスが存在するシステムの名前。
filesys リソースタイプのアプリケーション名。
volume リソースタイプ名。
ISSUTILS ユーザ定義のリソースインスタンスタグ識別子。
K: リソースインスタンスに対する LifeKeeper の内部識別子。
- - このフィールドが (例のように) 空ではない場合、タイプに応じて、追加のインスタンス情報が表示されます。
ISP リソースインスタンスの現在の 状態 。ISP、ISU、OSU、または OSF と表示されます。
restore 処理に成功した。 状態が最後に変更された理由。
AUTORES_ISP 使用可能なリソース 初期化オプション は、AUTORES_ISP、INIT_ISP、INIT_OSU です。
- -

このフィールドが (例のように) 空ではない場合、リソースが現在、以下の理由で予約されていることを示します。

RESTORE: リソースをサービス開始にする

REMOVE: リソースをサービスから削除する

RECOVER: リソースのローカルリカバリを実行する

0 リソースを予約したプロセスのプロセス ID。
0 予約済み。
180 クイックチェック間隔 (秒単位)。
300 ディープチェック間隔 (秒単位)。
0 ローカルリカバリオプション。0 = 無効、1 = 有効。

その他の引数を指定すると、リストに含まれるリソースインスタンスの数が制限されます。引数を使用しない場合は、_destsys_ のすべてのリソースが列挙されます。以下は制限するための引数です。

destsys:destsys を指定しないと、カレントシステムが対象となります。指定した場合は、リモートシステムのデータが表示されます。  

top:top が空白文字列 " " の場合は、ルートリソースのみが表示されます。top に空白以外が指定された場合は、top リソースおよびその下のすべての子リソースが再帰的に表示されます。  

appname:appname を指定した場合は、このアプリケーションで定義されたすべてのリソースタイプに関連付けられたすべてのリソースインスタンスが表示されます。appname を指定しない場合は、システム上で定義されたすべてのアプリケーションのすべてのリソースインスタンスが表示されます。  

typ: typ を指定した場合は、アプリケーション appname のタイプ typ のリソースインスタンスがすべて表示されます。  

tag または idtag または id を指定した場合は、その tag または id に関連付けられたリソースインスタンスが表示されます。  

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