FUJITSU Software Enterprise Postgres インストール前の作業

  • [両ノード] LifeKeeper のインストール
  • Communication Path 作成
  • IP リソース作成と拡張 (オプション)
  • Volume リソース作成と拡張

FUJITSU Software Enterprise Postgres のインストール

[両ノード] FUJITSU Software Enterprise Postgres のインストーラーを実行して FUJITSU Software Enterprise Postgres をインストールしてください。

FUJITSU Software Enterprise Postgres インストール後の作業

  1. [両ノード] PATH の追加
    c:\Program Files\Fujitsu\fsepv14server64\bin
    c:\Program Files\Fujitsu\fsepv14server64\lib
    
  2. Volumeリソースをセカンダリーノードにスイッチオーバー
  3. [セカンダリーノード] インスタンス用フォルダー作成 (インスタンス名として inst1 を使用)
    mkdir d:\database\inst1
    
  4. [セカンダリーノード] インスタンス用フォルダーへの Administrator アクセスを許可
  5. [セカンダリーノード] インスタンス作成
    initdb -D D:\database\inst1 --lc-collate="C" --lc-ctype="C" --encoding=UTF8
    
  6. [セカンダリーノード] Windows サービスへのインスタンス登録
    pg_ctl register -N "inst1" -U Administrator -P <password> -D D:\database\inst1
    
  7. [セカンダリーノード] inst1 サービスの起動オプションに -o "-p <port number>" を追加
  8. [セカンダリーノード] PostgreSQL 互換レジストリエントリーを追加
    reg add HKLM\SOFTWARE\PostgreSQL\Installations\<任意の名前> /v "Base Directory" /t REG_SZ /d "<FUJITSU Software Enterprise Postgres のインストールフォルダー>"
    
  1. [セカンダリーノード] inst1 サービスの起動と接続確認
    sc start inst1
    sc query inst1
    psql -d postgres -l
    
  2. [セカンダリーノード] inst1 サービスの停止
    sc stop inst1
    sc query inst1
    
  3. Volume リソースをプライマリーノードにスイッチオーバー
  4. [プライマリーノード] インスタンス用フォルダーへの Administrator アクセスを許可
  5. [プライマリーノード] インスタンス用フォルダー配下のファイルを全て削除
  6. [プライマリーノード] インスタンス作成
  7. [プライマリーノード] Windows サービスへのインスタンス登録
    ユーザー・パスワードはセカンダリーノードで登録した内容と同じものを指定してください。
  8. [プライマリーノード] inst1 サービスの起動オプションに -o "-p <port number>" を追加
  9. [プライマリーノード] PostgreSQL 互換レジストリエントリーを追加
  10. [プライマリーノード] inst1 の postgresql.conf を編集し、以下の行を追加
    listen_addresses = '*'
    port = 27500
    
  11. [プライマリーノード] inst1 の pg_hba.conf を編集し、以下の行を追加
    host    all             all             10.0.0.0/16            md5
    
  12. [プライマリーノード] inst1 サービスの起動と接続確認

PostgreSQL リソースの作成

  1. PostgreSQL リソースの作成と拡張
  2. PostgreSQL リソースと IP リソースとの依存関係を作成 (IP リソースを作成した場合のみ)

クライアントからの接続に必要な設定

  1. [両ノード] ファイアーウォールの設定で使用するポート番号 (上記 postgresql.conf の設定の場合 27500) を許可
  2. [プライマリーノード] MD5接続用パスワードの設定
    psql -d postgres
    ALTER ROLE "Administrator" PASSWORD '<password>';
    

    <password> は Windows サービスへのインスタンス登録時に指定したパスワードです。

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