アクティブ / アクティブグループでは、各サーバがサービスを起動します。また、各サーバは、他のリソース階層のバックアップサーバとしても動作します。
次の例では、4 台のサーバが 2 組のアクティブ / アクティブペアを構成しています。 Server 1 は AppA を処理し、 Server 2 で稼働する AppX のバックアップサーバとしても動作します。Server 2 も同様です。_Server 2_ は AppX を処理し、 Server 1 で稼働する AppA バックアップサーバとしても動作します。 Server 3 と 4 もアクティブ / アクティブ関係です。
Server 1 と 2 および Server 3 と 4 はよく似た構成ですが、決定的な違いがあります。 AppA アプリケーションと AppX アプリケーションは、 Server 1 と Server 2 だけがグループ化のサービスを提供しています。そのため、それ以外のサーバは、共有リソースにアクセスできません。
一方、 AppB と AppC については、4 台のサーバが AppB と AppC 共有リソースにアクセスできるため、複数の構成が可能です。例えば、 Server 1 や Server 2 を 3 番目と 4 番目のバックアップとして、 AppB と AppC をフェイルオーバできます。
注記: SIOS Protection Suite はボリュームレベルでロックをかけるため、 AppB と AppC ディスクリソースに接続しているサーバ 4 台のうち、実際にディスクリソースにアクセスできるのは 1 台だけです。この例では、Server 3 が AppB を処理するため、 Server 1 、 2 、 4 は、ディスクリソースに物理的に接続していても、実際にはアクセスできません。
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