lcdremexec [-e] -d destname -- cmd [arg1 arg2 arg3 … argn]

このプログラムは、LifeKeeper コミュニケーションパスを介してシステム destname にリモート要求を送信し、引数 arg1 arg2 arg3 … を用いてコマンド cmd をリモートで実行します。また、リモートコマンドの標準出力および標準エラー出力を lcdremexec コマンドの標準出力に返します。リモートコマンドの終了コードは lcdremexec によって返されます。  

注記: destname がカレントシステムである場合、メッセージは送信されず、 lcdremexec によってローカルで実行されます。

-e オプションを指定すると、リモートコマンドの標準出力と標準エラー出力が分割され、最初にリモートコマンドの標準出力が lcdremexec の標準出力に出力されてから、リモートコマンドの標準エラー出力が lcdremexec コマンドの標準エラー出力に出力されます。このオプションはローカルコマンドには効果がなく、標準出力と標準エラー出力は変わりません。 

cmd には、Korn シェルスクリプトまたは Win32 実行可能ファイルのいずれかを指定できます。 destname の%LKROOT%を現在の作業ディレクトリとして実行されるので、%LKROOT%に対する相対パス名を指定できます。

実行前に、 destnamePATH 変数の先頭には常にディレクトリ %LKROOT%\BIN が追加されます。 destname がダウンしているか実行中にダウンした場合には、 lcdremexec は 0 以外の終了コードを返します。

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