SPS ソフトウェアはすべて、 /opt/LifeKeeper ディレクトリにインストールされます。

すべての確認作業 が完了すると、両方のサーバで LifeKeeper を起動する準備が整います。このセクションでは、LifeKeeper サーバデーモンプロセスの起動について説明します。LifeKeeper GUI アプリケーションは、別個のコマンドを使用して起動され、LifeKeeper GUI の設定 に説明されています。LifeKeeper には、LifeKeeper デーモンプロセスの起動と停止を行うコマンドラインインターフェース が用意されています。これらのデーモンプロセスは、LifeKeeper GUI を起動する前に実行する必要があります。

LifeKeeper サーバプロセスの起動

LifeKeeper がシステムで現在実行されていない場合は、すべてのサーバで root ユーザとして次のコマンドを入力してください。

/opt/LifeKeeper/bin/lkstart

このコマンドを実行すると LifeKeeper サービスが開始され、LifeKeeper はシステムの起動時に自動的に開始するように設定されます。
数秒の遅延の後、情報メッセージが表示されます。

lkstartコマンドの詳細については、コマンドラインに man LCD と入力して、LCD ヘルプページを参照してください。

また、自動起動を有効にせずにLifeKeeperプロセスのみを起動させる場合には、以下のコマンドを実行してください。

service lifekeeper start (または, systemctl start lifekeeper)

LifeKeeper の自動起動の有効化

上述のコマンドで LifeKeeper が起動しますが、システムを再起動するたびに毎回同じコマンドを実行する必要があります。サーバの起動時に LifeKeeper が自動的に起動するようにするには、次のコマンドを入力してください。

chkconfig lifekeeper on (または, systemctl enable lifekeeper)

詳細については、chkconfig マニュアルページを参照してください。

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