プライマリサーバーからリソースインスタンスを作成するには、以下の手順を実行します。
- LifeKeeper GUI メニューから [Edit] を選択し、次に [Server] を選択します。ドロップダウンメニューから、 [Create Resource Hierarchy] を選択します。
すでに行った選択を変更する場合、または MySQL リソース階層を作成するステップのいずれかでエラーメッセージが表示された場合、通常は 1 つ前に戻って、選択を変更するか訂正することができます。([Back] ボタンが有効な場合)。
重要: リソースの作成時には、保護対象の MySQL データベースサーバーデーモン (mysqld) が稼働していなければなりません。
ダイアログボックスが表示され、ドロップダウンメニューに、クラスターにインストールされ認識されているすべての Recovery Kit が表示されます。ドロップダウンメニューから [MySQL Database] を選択します。
[Next] をクリックします。
階層作成の途中で [Cancel] ボタンをクリックすると、作成処理全体が取り消されます。
- [Switchback Type] を選択します。この選択によって、バックアップサーバーへのフェイルオーバーの後、MySQL インスタンスが In Service に戻るときに、プライマリーサーバーにどのようにスイッチバックされるのかが決まります。 [intelligent] または [automatic] を選択できます。 [intelligent] の場合、インスタンスをプライマリーサーバーにスイッチバックするときに管理者の介入が必要になります。 [automatic] の場合、プライマリーサーバがオンラインに戻り、LifeKeeper コミュニケーションパスの接続が再確立した直後に自動的にスイッチバックが行われます。
スイッチバックタイプは、必要な場合 [Resource Properties] ダイアログボックスの [General] タブで後から変更できます。
[Next] をクリックします。
- [Server] で、MySQL データベースインスタンスを配置するサーバー(通常これをプライマリサーバまたはテンプレートサーバと呼ぶ)を選択します。ドロップダウンメニューには、クラスタ内の全サーバーが表示されます。
[Next] をクリックして次のダイアログボックスに進んでください。
- [Location of my.cnf] を選択または入力します。これは MySQL 設定ファイル (my.cnf) が存在する場所のフルパス名 (ファイル名は除く) です。
[Next] をクリックして次のダイアログボックスに進んでください。
- mysqld_multi 形式の my.cnf ファイルを保有している場合は [Protection Instance Number] を選択してください。従来の形式の my.cnf ファイルを保有している場合は、この画面は表示されません。
- [Location of MySQL executables] の場所を選択または入力します。これは、MySQL データベースサーバデーモンの開始と監視に使用されるバイナリーのフルパス名です。
注記: この時点で、入力したデータが MySQL リソース階層の作成に妥当かどうかが検査されます。この検査で問題が検出された場合、エラーが画面に表示されます。ディレクトリのパスは妥当で、MySQL 設定自体にエラーがある場合は、ここでそのエラーを訂正してから階層の作成を続けることができます。
[Next] をクリックして次のダイアログボックスに進んでください。
- [Database Tag] を選択または入力します。これは MySQL 階層につけるタグ名です。デフォルトを選択するか、独自のタグ名を入力することができます。
[Create] をクリックすると、 [Create Resource Wizard] により MySQL リソースが作成されます。
注記: この時点で、プライマリーサーバーにMySQL リソース階層が作成されることを確認してください。
- 別の情報ボックスが表示され、MySQL リソース階層が正常に作成されたこと、MySQL リソース階層を LifeKeeper の保護下に置くには、その階層をクラスタ内の別のサーバに拡張する必要があることが示されます。
[Continue] をクリックすると、本セクションで後述する [Extend Wizard] が起動されます。
ここで [Cancel] をクリックすると、別のダイアログボックスが表示され、いずれかの時点でここに戻り、MySQL リソース階層を別のサーバに拡張して、LifeKeeper の保護下に置く必要があることが警告されます。
- [Done] をクリックして終了します。
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