Version 9.7.0
リリース日: March 28, 2023
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このドキュメントには、インストール前、インストール中、およびインストール後に考慮する必要がある最新情報が含まれています。
はじめに
このリリースノート(以下本文書)は、 LifeKeeper Single Server Protection for Linux 製品のインストール、設定、管理を⾏うユーザーを対象として記述されています。本文書には、製品のテクニカルドキュメンテーションには詳細に記述されていない重要な情報(製品の最終テスト時に明らかになったパッケージのバージョン、指⽰や⼿順に関する最終段階での変更点、トラブルシューティングセクションへのリンク、製品の制限、トラブル解決のヒントなど)が記載されています。LifeKeeper Single Server Protection をインストールして設定する前に、必ず本文書の内容を確認してください。
クイックリンク
このリリースの新機能 バグの修正 廃止された機能 コンポーネント オプションソフトウェア システム要件 アップグレード ソフトウェア要件 オープンソースパッケージ 既知の問題 |
LifeKeeper Single Server Protection の製品説明
LifeKeeper Single Server Protection は、単一ノード構成におけるアプリケーション監視を可能にします (つまり、クラスターの要件または制約はありません)。単一ノード環境は、物理的なものでも仮想 (vSphere、KVM、Amazon EC2) でも構いません。LifeKeeper Single Server Protection は、実績がある安定した SIOS LifeKeeper アーキテクチャー上に構築されます。LifeKeeper Single Server Protection は優れたアプリケーション監視機能を提供し、障害が発生したアプリケーションおよびシステムインフラストラクチャー項目 (例: NFS 共有、IP アドレス、ファイルシステム) のリカバリーを実行することができます。何らかの理由でアプリケーションをリカバリーできない場合、LifeKeeper Single Server Protection は、システムのリブートまたは VM とアプリケーション監視を設定された VMware 仮想マシンの VMware HA 再起動によって、ノードの再起動を開始します。
LifeKeeper Single Server Protection for Linux バージョン 9 / サポート対象バージョンの新機能
製品 | 機能 |
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LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 9.0 をサポートしました。redhat-lsb パッケージは RHEL9 から提供されなくなりました。LifeKeeper はこのパッケージに依存しないように変更しました。 注意: カーネルの問題により、シン プロビジョニングディスク上の DataKeeper 非同期モードは使用できません。 |
セットアップ実行時のファイアウォール検出を強化しました。 | |
Rocky Linux 9.0 をサポートしました。
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Miracle Linux 8.4 をサポートしました。 | |
PostgreSQL Recivery Kit | PostgreSQL 15 をサポートしました。 |
NFS | LifeKeeper は、サーバーがファイルシステムをエクスポートし、エクスポートされたファイルシステムを同じシステムにマウントする NFS ループバック構成をサポートしません。 NFS リソースのインストール / 更新または作成中に、サポートされていない構成が検出された場合、エラーメッセージがログに記録されます。 |
バグの修正 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 8.6 をサポートしました。 |
Oracle Linux 8.6 をサポートしました。 | |
Miracle Linux 8.4をサポートしました。 | |
バグの修正 | |
バージョン 9.6.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 8.5 をサポート。 |
Oracle Linux 8.5 をサポート。 | |
バグの修正 | |
Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure | Oracle Cloud 環境で、セカンダリー IP アドレスの割り当て状態を監視することができるようになりました。 |
Network Attached Storage Recovery Kit | UDP が無効になっている NFS を保護する際に、「NFS_RPC_PROTOCOL=tcp」を設定する必要がなくなりました。 |
LifeKeeper GUI、Sybase ASE Recovery Kit | バグの修正 |
バージョン 9.6.0 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Oracle Linux 8.4 をサポート。 |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3 をサポート。 ※サポートされるKernel Versionは5.3.18-59.5以降です。 |
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Oracle Recovery Kit | オンプレミス上で動作するOracle 21c(21.3)をサポート。 |
PostgreSQL Recovery Kit | PostgreSQL14 をサポート。 |
EDB Postgres Advanced Server 14.0をサポート(2022年1月認定)。 | |
バグの修正 | |
バージョン 9.5.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 8.4 をサポート。 |
CentOS 8.3 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.3 をサポート。 | |
Oracle Linux 7 UEK 6をサポート。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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Oracle Linux 8 UEK 6をサポート。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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以下の ARK で LKCLI の利用をサポート。
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lk group に所属したroot以外のユーザーからでも lkcliを実行できるようになりました。 | |
lkcli stop でも lkstop 同様に「-i」オプションを使用できるようになりました。 | |
バグの修正 | |
MySQL | MariaDB 10.5 をサポート。 |
バグの修正 | |
MQ | WebSphere MQ 9.2 for RHEL 7.9 をサポート。 |
WebSphere MQ 9.2 for RHEL 8.3 をサポート。 | |
Install、NFS、IP、Oracle、Quorum/Witness、Filesystem、Generic、lksupport | バグの修正 |
バージョン 9.5.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
CentOS 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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以下の ARK で LKCLI の利用をサポート。
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Red Hat Enterprise Linux 8.3 をサポート。(2021年1月認定) | |
Red Hat Enterprise Linux 8.2 をサポート。 | |
CentOS 8.2 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.2(UEK6 は除く)をサポート。 | |
SLES15 SP2 をサポート。 | |
LifeKeeper 内部で使用している OpenSSL パッケージを 1.1.1g に更新。 | |
LifeKeeper 内部で使用している cURL パッケージを 7.68.0 に更新。 | |
lkstop コマンドに -i オプション を追加。このオプションは保護するリソースを停止せずに LifeKeeper のみを停止します。また、停止処理を続行するために 「yes/no」の確認を行う必要があります。 | |
バグの修正 | |
MQ | SIOS Protection Suite for Linux は IBM MQ 9.2 の保護をサポート。 (2021年1月) |
QSP | Quick Service Protection(QSP) RK によるApache Tomcat の保護をサポート。 |
install | LifeKeeper の 構成のみ行うセットアップのモード をサポート。その他、セットアップに関する改修。 |
バグの修正 | |
PostgreSQL | PostgreSQL 13 をサポート。(2020年12月認定) |
EDB Postgres Advanced Server 13.0 をサポート。(2020年12月認定) | |
SAP MaxDB、DB2、Filesystem、GenericApplication、IP | バグの修正 |
バージョン 9.5.0 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.8 をサポート。(2020年7月認定) |
CentOS 7.8 をサポート。(2020年7月認定) | |
Oracle Linux 7.8 をサポート。(2020年7月認定) | |
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5 をサポート。(2020年7月認定) | |
VMware vSphere 7.0 をサポート。(2020年7月認定) | |
CentOS 8.0 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.0 をサポート。 | |
Red Hat Enterprise Linux 8.1 をサポート。 | |
CentOS 8.1 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.1 をサポート。 | |
CLI の強化。CLI で LifeKeeper を制御できるようになりました。詳細は 「LKCLI」 を参照してください。 | |
バグの修正 | |
PostgreSQL | EDB Postgres Advanced Server 12.0 をサポート。(2020年7月認定) |
PostgreSQL 12 をサポート。 | |
LifeKeeper Core, Filesystem, NFS, DB2, MaxDB, Sybase ASE | バグの修正 |
バージョン 9.4.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | OS同梱のOpenJDKをインストールするようになりました。詳細につきましてはテクニカルドキュメンテーションの LifeKeeper の GUI の設定 のページを参照してください。 |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1 をサポートしました。 | |
Oracle Linux 7.7 をサポートしました。 | |
CentOS 7.7 をサポートしました。 | |
AWS Nitro systemをサポートしました。 | |
AWS Transit Gatewayをサポートしました。 | |
バグの修正 | |
Install、IP、MaxDB | バグの修正 |
バグの修正
下記は、本バージョンで修正されたバグおよび拡張機能の一覧です。
バグ | 説明 |
---|---|
PL-12327 | ハングした exportfs コマンドが原因で、NFS リソースをインサービスにするプロセスがハングする可能性がある問題を修正しました。 |
PL-14290 | lkGUIapp のEdit -> Server -> Properties で NullPointerException で落ちてしまう問題を修正しました。 |
PL-14355 | 同梱する OpenSSL を 3.0.7 に更新しました。これにより TLS 1.1 以前のプロトコルは使用されなくなりました。 |
PL-15862 | LifeKeeper は、ライセンス キーの有効期限が切れたために起動が失敗した場合にメッセージをログに記録します。 |
PL-15331 | lifekeeper start 時に nfs-server service も起動してしまう問題を修正しました。 |
廃止された機能
製品 | 機能 |
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バージョン 9.7.0 で廃止になった機能 | |
同じノード上の NFS サーバー/クライアントを使用した新規または既存の構成 (「ループバック構成」とも呼ばれます) のサポートを終了。 | |
バージョン 9.6.2 で廃止になった機能 | |
ありません | |
バージョン 9.6.1 で廃止になった機能 | |
ありません | |
バージョン 9.6.0 で廃止になった機能 | |
ありません | |
バージョン 9.5.2 で廃止になった機能 | |
Core | SteelEye 管理コンソールのサポートを終了。 |
Red Hat Enterprise Linux 6 のサポートを終了。 | |
CentOS 6 のサポートを終了。 | |
Oracle Linux 6 のサポートを終了。 | |
Oracle | Oracle virtual machine (OVM) 3.4.6のサポートを終了。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.5のサポートを終了。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.5のサポートを終了。 | |
VMware | VMware vSphere 5.5 , 6.0のサポートを終了。 |
バージョン 9.5.1 で廃止になった機能 | |
ありません | |
バージョン 9.5.0 で廃止になった機能 | |
LifeKeeper Core | syslog-ng を用いた system ログ管理のサポートを終了。rsyslog を使用してください。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11.0 ~ SP4 のサポートを終了。 | |
Oracle | Oracle Database Enterprise Edition 11g R2 のサポートを終了。 |
Oracle Database Standard Edition 11g R2 のサポートを終了。 | |
Oracle Database Standard Edition One 11g R2 のサポートを終了。 | |
MySQL | MariaDB 5.5, 10.0 のサポートを終了。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.4 のサポートを終了。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.4 のサポートを終了。 | |
バージョン 9.4.1 で廃止になった機能 | |
ありません |
コンポーネント
LifeKeeper Single Server Protection の中核となるソフトウェアです。64bit システム(AMD64、EM64T システム)でのみ稼動します。
コアには次のパッケージが含まれ、サーバーにインストールして使用されます。
パッケージ | パッケージ名 | 説明 |
---|---|---|
LifeKeeper Core | steeleye-lk-9.7.0-7520.x86_64.rpm | メモリー、CPU 、OS 、SCSI ディスクサブシステム 、ファイルシステムなど、のシステムの中核となるコンポーネントの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper GUI | steeleye-lkGUI-9.7.0-7520.x86_64.rpm | LifeKeeper および Datakeeper の管理および健全性監視用のグラフィカルユーザーインターフェースです。 |
LifeKeeper IP Recovery Kit | steeleye-lkIP-9.7.0-7520.noarch.rpm | IP アドレスの障害回復機能を提供します。 |
Quick Service Protection | steeleye-lkQSP-9.7.0-7520.noarch.rpm | 様々なサービスに対して、簡易的な障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Man Page | steeleye-lkMAN-9.7.0-7520.noarch.rpm | LifeKeeper 製品のリファレンスマニュアルのページが含まれます。 |
LifeKeeper Single Server Protection オプションソフトウェア
パッケージ | パッケージ名 | 説明 |
---|---|---|
LifeKeeper Apache Web Server Recovery Kit | steeleye-lkAPA-9.7.0-7520.noarch.rpm | Apache Web Server v2.4 |
LifeKeeper SAP MaxDB Recovery Kit | steeleye-lkSAPDB-9.7.0-7520.noarch.rpm | SAP MaxDB v7.9 |
LifeKeeper DB2 Recovery Kit | steeleye-lkDB2-9.7.0-7520.noarch.rpm | IBM DB2 Universal Database v10.5, v11.1 , v11.5 IBM DB2 Enterprise Server Edition (ESE) v10.5, v11.1 ,v11.5 IBM DB2 Workgroup Server Edition (WSE) v10.5, v11.1 ,v11.5 IBM DB2 Express Edition v10.5, v11.1 ,v11.5 |
LifeKeeper Oracle Recovery Kit | steeleye-lkORA-9.7.0-7520.noarch.rpm | Oracle Database Enterprise Edition v12c, v12c R2, v18c ,v19c (excluding ASM and pluggable database), v21c (excluding ASM and pluggable database features) Oracle Database Standard Edition 2 (SE2) v12c, v12c R2, v18c ,v19c (excluding ASM and pluggable database), v21c (excluding ASM and pluggable database features) |
LifeKeeper MySQL Recovery Kit | steeleye-lkSQL-9.7.0-7520.noarch.rpm | MySQL and MySQL Enterprise v5.7 ,v8.0 MariaDB v10.3, v10.4, v10.5 |
LifeKeeper PostgreSQL Recovery Kit | steeleye-lkPGSQL-9.7.0-7520.noarch.rpm | PostgreSQL v9.6, v10, v11, v12, v13 ,v14 EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server/EDB Postgres Advanced Server v9.6, v10.0, v11.0, v12.0, v13.0 ,v14.0 |
LifeKeeper Sybase ASE Recovery Kit | steeleye-lkSYBASE-9.7.0-7520.noarch.rpm | Sybase ASE 15.7 ,16.0 |
LifeKeeper Postfix Recovery Kit | steeleye-lkPOSTFIX-9.7.0-7520.noarch.rpm | 対応する Linux ディストリビューションに付属の Postfix ソフトウェアを各サーバーにインストールし、設定する。各サーバーには、同じバージョンの Postfix をインストールする必要があります。 |
LifeKeeper Samba Recovery Kit | steeleye-lkSMB-9.7.0-7520.noarch.rpm | 対応する Linux ディストリビューションで提供される標準的な Samba ファイルサービス |
LifeKeeper NFS Server Recovery Kit | steeleye-lkNFS-9.7.0-7520.noarch.rpm | Linux kernel version 2.6 以降 NFS サーバーおよびクライアントパッケージが SLES システムにインストールされている必要があります。 |
LifeKeeper Network Attached Storage Recovery Kit | steeleye-lkNAS-9.7.0-7520.noarch.rpm | NFS サーバーまたは Network Attached Storage (NAS) デバイスからマウントされた NFS ファイル システムの NFS バージョン v2、v3、および v4 |
LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kit | steeleye-lkMQS-9.7.0-7520.noarch.rpm | IBM MQ v8.0, v9.0, v9.1 ,v9.2 詳細については 既知の問題と制限 > インストールを参照してください。 |
Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure | steeleye-lkOCIVIP-9.7.0-7520.noarch.rpm | Oracle Cloud 環境で、セカンダリー IP アドレスの割り当て状態を監視することができます。 |
システム要件
LifeKeeper Single Server Protection 製品要件
LifeKeeper Single Server Protection は、以下の表に含まれる最小要件を満たす全ての Linux プラットフォームでサポートされています。
説明 | 要件 |
---|---|
Linux オペレーティングシステム | 個々のオペレーティングシステム情報については、「Linuxの設定」 を参照してください。 |
仮想環境 | 仮想マシン内で起動するゲスト OS が 「Linuxの設定」 に記載されているサポート対象のバージョンのうちの 1 つである必要があります。以下の仮想環境は SIOS Protection Suite for Linux が展開されている場合の例です。 サポート対象となる仮想化環境の詳細なバージョンについてはサポートマトリックス を参照ください。LifeKeeper Single Server Protection との組み合わせで利用可能なクラウド環境については こちら を参照してください。
VMware vSphere v6.5 以降 では vSAN の利用をサポートします。ただし RDM は、vSAN で⾮サポートとなるため、利⽤できません。 ファイバーチャンネル SAN および共有 SCSI クラスタ設定は、KVM および Oracle VM Server for x86 仮想マシン上で動作する LifeKeeper Single Server Protection をサポートしません。 注意 1: AWSやAzure環境で動作するSLESにおいて、クラウドネットワークプラグインによって仮想 IP アドレスの動的な変更が⾏われることにより、LifeKeeper クラスターの動作に影響を与えることがあります。詳細や回避策は トラブルシューティング > 既知の問題と制限 > 「LifeKeeper Core」 をご確認ください。 注意 2: Oracle Cloud Infrastructure 上では LifeKeeper がサポートする OS と ARK について一部制限があります。詳しくは こちら をご確認ください。 |
メモリー | システムの最小メモリー要件は、OS が必要とする最小要件を満たしてください。システムのメモリーは SPS が保護するシステム上で動作するアプリケーションに対してサイジングする必要があります。 |
ディスク容量 | LifeKeeper Single Server Protection の導入に必要なディスク容量は次のとおりです。
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Java Runtime Environment |
|
アップグレード
LifeKeeper Single Server Protection v9.7.0 へは、v9.5.x および v9.6.x からアップグレードすることができます。これらより前のバージョンからアップグレードする場合、それまでのバージョンをアンインストールし、LifeKeeper Single Server Protection を再インストールする必要があります。それまでのバージョンをアンインストールしないで v9.7.0 へアップグレードしたい場合には、⼀度 v9.5.x または v9.6.x にアップグレードした後、さらに v9.7.0 にアップグレードする⽅法をとることもできます。
サポートソフトウェアの要件
下表のサポートソフトウェアは、VM とアプリケーション監視を設定された VMware VM でのみ必要です。
製品 | 要件 | ディスク容量要件 |
---|---|---|
VMware | VMware vSphere Client (LifeKeeper Single Server Protection vSphere Client プラグイン機能用) 保護されるすべての仮想マシンに VMware Tools がインストールされ、実行されている VMware アプリケーション HA 監視が有効で、保護されるすべての仮想マシンに対して VM とアプリケーション監視が設定されている |
/opt で約 175 KB (VMware Tools の場合) |
オープンソースパッケージ
以下のオープンソースパッケージは、Single Server Protection インストールイメージに含まれています。
名称 | バージョン | ライセンスのタイプとバージョン |
---|---|---|
curl | 7.86.0 | curl |
libxml2 | 2.7.8 | MIT |
lighttpd | 1.4.68 | BSD-3-Clause |
openssl | 3.0.7 | Apache-2.0 |
openssl | 1.0.1e | OpenSSL |
pcre | 4.5 | PCRE |
pdksh | 5.2.14 | Public Domain and GPL |
perl | 5.8.8 | GPL-1.0-or-later or Artistic-1.0-Perl |
Perl Addon Packages | – | Various |
powercli | 11.5.0 | various license |
powershell | 6.2.3 | MIT |
readline | 4.3 | GPL-2.0-or-later |
runit | 2.0.0 | BSD-3-Clause |
util-linux | 2.31.1 | GPLv2 and GPLv2+ and LGPLv2+ and BSD with advertising and Public Domain |
openjdk | 12.0.2 | GPL-2.0-or-later |
kconfig-frontends | 4.11.0 | GPL-2.0-only |
ping | – | BSD-4-Clause |
zlib-static | 1.2.3 | Zlib |
Perl Config::IniFiles (CPAN module) | 2.27 | GPL/Artistic (Same as Perl) |
balance | 3.54 | GPL-2.0-only |
nbd-client | 1.0 | GPL |
nbd-server | 1.3 | GPL |
nbd (kernel module) | 2.6.32 3.10.0 4.18.0 |
GPL-2.0-only |
raid1 (kernel module) | 2.6.32 4.18.0 |
GPL-2.0-only |
既知の問題
既知の問題、回避策、その他のトラブルシューティングについては、 LifeKeeper Single Server Protection for Linux テクニカルドキュメンテーション の既知の問題と回避策 セクションを参照してください。
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