LifeKeeperインストールガイドの説明に従って LifeKeeper 環境をインストールした場合、クラスタ内の各サーバーで LifeKeeperソフトウェアを起動し、設定することができます。
詳細を説明するトピックへのリンクを含む以下の手順を実行してください。以下の手順は、クラスタ内の各サーバーで実行します。
次のコマンドを root として実行して LifeKeeper を起動します。
$LKROOT/bin/lkcli start
このコマンドによって、管理対象のサーバー上のまだ起動していないすべての LifeKeeper デーモンプロセスを起動します。
LifeKeeper の起動および停止の詳細については、LifeKeeper の起動 および LifeKeeper の停止 を参照してください。
TTY 通信接続をセットアップ します。LifeKeeper のハートビート用に TTY 通信 パスを利用する場合は、ハートビート用の物理的な接続をセットアップする必要があります。
GUI を設定します。GUI の設定には多くのタスクが含まれます。GUI の実行準備 のLifeKeeper GUI - 概要 トピックから始めてください。詳細な手順については、GUIの実行準備 に網羅されたリンクの順番に従ってください。
注記: LifeKeeper GUI を初めて実行すると、QuickStart ボタンが表示され、これを押すと LifeKeeper のリソースの設定を案内する手順とリンクを含むウィンドウが開きます。QuickStart Configuration Assistant は [Help] メニュー からいつでもアクセスできます。
コミュニケーションパスを作成 します。LifeKeeper の保護を有効にする前に、コミュニケーションパス (ハートビート) の定義を作成する必要があります。
以下の設定作業を任意で実行します。
クラスタで STONITH デバイスを使用する場合は、STONITH デバイスを制御するスクリプトを作成し、LifeKeeper の適切なイベントディレクトリに配置します。
LifeKeeperでアプリケーションを保護する準備ができました。以降の手順は、オプションの Recovery Kit のいずれかを使用するかどうかによって異なります。
Recovery Kit を使用する場合、リソース階層の作成と拡張の手順については Recovery Kit に関連するドキュメンテーションを参照してください。
関連する Recovery Kit がないアプリケーションを使用する場合、2 通りの選択肢があります。
シンプルなアプリケーションの場合、アプリケーションと LifeKeeper との間のインターフェースの作成方法を慎重に検討してください。LifeKeeper Core に含まれる Generic Application Recovery Kit を使用して保護することもできます。
OS が提供しているサービスの場合、LifeKeeper Core に含まれる Quick Service Protection (QSP) Recovery Kit を使用して容易にリソースが作成できます。ただし、quickCheck では簡易なチェックしかしていませんので、注意が必要です。
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