ハードウェアの要件

  • サーバー: サーバーは、SAP HANA マスターガイド、本ガイドで言及している SAP ノート、LifeKeeper for Linuxドキュメント、LifeKeeper for Linuxリリースノートに記載されている要件に従って構成する必要があります。
  • ストレージ: SAP HANA システムレプリケーションを使用している SAP HANA データベースの場合、共有ストレージは不要です。特別なストレージ要件は、SAP HANA マスターガイドおよび前述の SAP ノートに記載されています。

ソフトウェア要件

  • LifeKeeper ソフトウェア: 必ずクラスター内の各サーバーに同じバージョンの LifeKeeper ソフトウェアをインストールし、同じバージョンの LifeKeeper ソフトウェアパッチを適用してください。
  • SAP HANA ソフトウェア: SAP HANA Recovery Kit を使用するには、SAP HANA Platform Edition 2.0 SP04 以降が必要です。LifeKeeper および LifeKeeper SAP HANA Recovery Kit を構成する前に、同じバージョンの SAP HANA ソフトウェアを各サーバーにインストールして構成する必要があります。SAP HANA ライセンスはハードウェアに関連付けられているため、各サーバーにはSAPの独自のライセンスが必要です。

    LifeKeeper で SAP HANA リソース階層を作成する前に、SAP HANA システムレプリケーションを有効にして完全に構成し、データベースをすべてのクラスターノードで実行する必要があります。

  • LifeKeeper SAP HANA Recovery Kit: SAP HANA Recovery Kit は、LifeKeeper for Linux v9.5.0 以降の Core インストールにオプションの Recovery Kit としてバンドルされています。
  • Witness サーバー: Quorum / Witness を使用して、クラスターノード間の通信障害によるスプリットブレインシナリオを防ぐことをお勧めします。 ノード数が偶数のクラスターでは、専用の Witness サーバーとして機能するクラスターノードの追加が必要になる場合があります。

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