必要な設定作業を完了した後、次の手順に従って WebSphere MQ リソース階層を作成します。
- LifeKeeper GUI メニューから [Edit] を選択し、次に [Server] を選択します。表示されたメニューから、 [Create Resource Hierarchy] を選択します。
Create Resource Wizard ダイアログボックスが表示され、クラスタ内にインストールされ認識されているすべての Recovery Kit が、ドロップダウンリストボックスに一覧で示されます。
- [IBM WebSphereMQ] を選択し、 [Next] をクリックします。
- 以下の情報を入力するようにプロンプトが表示されます。ダイアログボックスで [Back] ボタンが有効な場合は、前のダイアログボックスに戻ることができます。これは、エラーが発生して、前に入力した情報を修正する必要がある場合に便利な機能です。いつでも [Cancel] をクリックして、作成処理全体を取り消すことができます。
スイッチバックタイプ | [Intelligent] または [Automatic] を選択します。バックアップサーバへのフェイルオーバー後にサーバが復帰したときに、このサーバに WebSphere MQ インスタンスを戻す方法を指定します。スイッチバックタイプは、必要な場合、 [Resource Properties] ダイアログボックスの [General] タブで後から変更できます。 注記: スイッチバック方法は、WebSphere MQ リソースが使用する IP またはファイルシステムリソースのスイッチバック方法と一致する必要があります。この設定が WebSphere MQ リソースの設定と一致しない場合、作成処理によって、WebSphere MQ リソースの設定と一致するよう設定がリセットされます。 |
Server | 階層を作成したい サーバ を選択します。 |
Queue Manager Name | 保護したい WebSphere MQ キューマネージャを選択します。キューマネージャは、リソース階層を作成する前に作成しておく必要があります。すでに LifeKeeper によって保護されているキューマネージャはこの一覧から除外されます。キューマネージャは、グローバル設定ファイル mqs.ini から取得されます。 |
Manage Listener | [YES] を選択すると、WebSphere MQ キューマネージャリスナーを保護および管理します。 [NO] を選択すると、LifeKeeper は WebSphere MQ リスナーを管理しません。 注記: この設定は後から変更できます。詳細については、リソースプロパティ設定の編集 を参照してください。 |
Server Connection Channel | 接続テストに使用するサーバ接続チャネルを選択してください。デフォルトでは、チャネル SYSTEM.DEF.SVRCONN が使用されますが、MQ バージョン 7.1 以降では、MQ の チャネル認証を変更するには、デフォルト以外のチャネルが使用され、MQADMIN ユーザーが指定のチャネルで有効になっていることが必要になりました。 注記: リソースを作成する前に、サーバ接続チャネルが作成済みであることを確認してください。詳細については、LifeKeeper 使用時の WebSphere MQ の設定 を参照してください。 注記: この設定は、後から変更できます。詳細については、リソースプロパティ設定の編集 を参照してください。 |
Virtual IP | 階層に含める LifeKeeper の仮想 IP リソースを選択します。LifeKeeper 仮想 IP を WebSphere MQ 階層に含めない場合は、 [None] を選択してください。 注記: 仮想 IP が選択リストに表示されるには、プライマリノード上で ISP (アクティブ) である必要があります。 |
IBM WebSphere MQ Resource Tag | LifeKeeper が提供するデフォルトのルートタグを選択するか、このサーバ上のリソースインスタンスに独自の名前を入力します。デフォルトは、キューマネージャの名前です。アルファベット、数字、および次の特別な文字を使用できます。- _ ./ |
- [Create] をクリックします。 [Create Resource Wizard] が表示され、WebSphere MQ リソース階層が作成されます。LifeKeeper によって入力データが検査されます。問題が検出された場合、情報ボックスにエラーメッセージが表示されます。
- 情報ボックスが表示され、WebSphere MQ リソース階層が正常に作成されたことと、フェイルオーバ保護を提供するには階層をクラスタ内の別のサーバに拡張する必要があることが示されます。 [Next] をクリックしてください。
- [Continue] をクリックします。次に、LifeKeeper は、 [Pre-Extend Wizard] を開始します。リソース階層を別のサーバに拡張する方法の詳細については、 WebSphere MQ 階層の拡張 の手順 2 を参照してください。
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