このコマンドは、LifeKeeper ロギングインターフェースへのコマンドラインインターフェースを提供します。Recovery Kit の実装の一部であるスクリプトで使用できます。
名称
lklogmsg — LifeKeeper ロギングインターフェースへのコマンドラインインターフェース
書式
LKROOT/bin/lklogmsg [-o] [-e] [-h] [-p progname] -l level -s source -a action -t tag -i messageid [-c command – cmd args ]|[–– message]
構文
lklogmsg [-o] [-e] [-h] [-p progname] -l level -s source -a action -t tag -i messageid [-c command – cmd args ]|[–– message]
ログに記録されるメッセージは、特別な引数「– –」を前に付けて最後の引数として渡されます。または、メッセージパラメーターが存在しない場合は、このコマンドは stdin から入力を読み取り、各行を個別のログメッセージに変換します。
また、 -c オプションでコマンドと引数が指定される場合は、追加の操作モードを使用できます。このモードでは、コマンドの stdout と stderr はパイプを介してリダイレクトされ、 lklogmsg によってキャプチャされます。コマンドの stdinは、 /dev/null から取得されます。
オプション -o を指定すると、メッセージは stdout にエコーされます。
オプション -e を指定すると、メッセージは stderr にエコーされます。
オプション -h を指定すると、 lklogmsg は nohup と同じアクションを実行します。
-p オプションでは、 lklogmsg を呼び出しているスクリプトの名前を指定します。これは、ログに記録されるアプリケーション名として使用されます。
-l オプションでは、 LK_NOTIFY 、LK_FATAL 、LK_ERROR 、LK_WARN 、LK_TRACE 、LK_INFO または LK_DEBUG のいずれかを指定します。
-s オプションでは、 lklogmsg を呼び出しているApplication Recovery Kit 名 (mysql、lvm、oracleなど) を指定します。
-a オプションでは、 lklogmsg を呼び出している Recovery Kit のアクション (例:restore、remove、recover、create、extend) を指定します。
-i オプションでは、Application Recovery Kit に割り当てられた範囲の(6桁の)メッセージ ID を指定します。
例
/opt/LifeKeeper/bin/lklogmsg -e -l LK_ERROR -s gopher -a recover -t sample_tagname -i 222016 Unable to restart gopher server sends “Unable to restart gopher server” to both the LifeKeeper log, and to stderr.
/opt/LifeKeeper/bin/lklogmsg -l LK_INFO -s webserver -a create -t sample_sdr_resource -i 100315
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