ここでは、アクティブノードを指すエントリをルートテーブルに作成することにより、ルートテーブルを使用してノードを切り替える方法について説明します。
IP リソースを作成する
これで、IP リソースを作成できます。リソースの IP アドレスは VPC の外部に配置する必要があることに注意してください。この例では、 10.10.10.10 を使用して IP リソースを作成します(VPC は 10.20.0.0/16 として定義されています)。詳細については、 IP リソースの作成 を参照してください。
IP リソースが作成されると、LifeKeeper ユーザーインターフェースは以下のようになります。
ルートテーブルのエントリーを更新する権限をインスタンスに割り当てる
プライマリーホストの最初のルートテーブルエントリーを追加する
EC2 リソースを作成する前に、まず LK-VPC のルートテーブル(LK-RouteTable)に最初のルートを追加する必要があります。
- AWS コンソールで、[Services] → [VPC] → [Route Tables] に移動し、LK-VPC に関連付けられているルートテーブル(LK-RouteTable)をクリックし、[Routes] タブをクリックして、次に [EditRoutes] をクリックします。
- 表示されたダイアログで、以下のパラメーターを指定して新しいルートを追加します。
Destination | 10.10.10.10/32 |
Target | 「Instance」 を選択し、Node-A のインスタンス ID を選択します。 |
- [Save changes] をクリックして、ルートをルートテーブルに追加します。
EC2 リソースの作成(ルートテーブルシナリオ)
IPリソースが作成されていれば、EC2リソースの作成は簡単です。
- アイコンを選択して、「Create Resource Wizard」を開始します。
- Recovery Kitは「Amazon EC2」を選択します。
- 「Create Resource Wizard @ node-a」で、以下の値を指定します。
Switchback Type | Intelligent |
Server | node-a |
EC2 Resource Type | Route Table (Backend Cluster) |
IP Resource | ip-10.10.10.10 |
EC2 Resource Tag | ec2-10.10.10.10 |
- 「Pre-Extend Wizard」で、以下の値を指定します。
Target Server | node-b |
Switchback Type | Intelligent |
Template Priority | 1 |
Target Priority | 10 |
- 事前拡張が完了したら、「Extend comm/ec2 Resource」に進みます。 「ec2-10.10.10.10」を選択します。
- 「Hierarchy successfully extended」と表示されたら、リソースの作成は完了です。
- 以下のように EC2 リソースが作成されます。
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