*IMPORTANT: 業界のベストプラクティスに沿って、SIOS は、SAP システムをセットアップする際に、SAP サービスと同じノードに NFS サーバー/クライアントをインストールすること(これは「ループバック構成」とも呼ばれます)を推奨しなくなりました。 代わりに、次のような構成を代替として使用することを推奨する方向に進みます。
• EFS in AWS
• Azure Premium File Shares with NFS
• Google NFS Share
• NFS as separate cluster
今後、「ループバック構成」での新規インストールはサポートいたしません。 既存のお客様には、SIOS ソフトウェア内の問題であれば、可能な範囲でサポートし、別の構成に移行することをお勧めします。 次回のリリースでは、既存のコンフィギュレーションはサポートされません。
このセクションでは、SAPインスタンスをホストする各ノードにマウントされる、高可用性 NFS 共有ファイルシステムを作成します。高可用性 SAP AS ABAP 環境においてシステム間で共有される一般的なファイルシステムには、以下のものがあります。
- /sapmnt/<SID>
- /usr/sap/trans
- /usr/sap/<SID>/ASCS<InstNum>
- /usr/sap/<SID>/ERS<InstNum>
詳細については、高可用性システムのファイルシステムの設定 を参照してください。
*Note: インスタンス固有のファイルシステム(/usr/sap//ASCS、/usr/sap//ERS)は、対応するSAPインスタンスが稼働しているシステムにマウントすればよいので、NFS を介した共有ではなく SIOS DataKeeper によるレプリケーションが可能です。
Note: これらの共有ファイルシステムは、可用性の高い ASABAP デプロイメントをサポートします。その他のデータベース関連ファイルシステムは、選択したバックエンドデータベースプラットフォームによって異なります。
NFS 共有をエクスポートするための推奨の実装は、クラウドプラットフォームによって異なります。お使いのクラウドプラットフォームに対応するセクションに記載されている手順に従ってください。
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