LifeKeeper では、共有 SCSI (Small Computer System Interface) ホストアダプターおよび共有ディスクハードウェアの機能を使用して、障害が発生したサーバーから指定のバックアップサーバーにリソースを切り替えるように設定できます。ファイバーチャネルのストレージエリアネットワーク (SAN) も、障害の発生したサーバーから指定のバックアップサーバーにリソースを切り替えるのに使用できます。

LifeKeeper がフェイルオーバーによる保護を提供できるようにするディスクベースのアプリケーションリソース階層を作成する前に、次のタスクを実行してください。

  1. ディスクおよび LUN のパーティションを分割してください。LifeKeeper の保護下にあるすべてのディスクのパーティションを分割する必要があるので、共有ディスクアレイは論理ユニット (LUN) に設定する必要があります。ディスクアレイ管理ソフトウェアを使用して、この設定を実行してください。詳細な手順については、ディスクアレイソフトウェアのマニュアルを参照してください。共有ストレージの場合は、ディスクをパーティション化することをお勧めします。

注意: LifeKeeper では LUN レベルで ディスク をロックすることに注意してください。したがって、アクティブ/スタンバイ設定では 1 つの LUN が適切と考えられます。ただし、アクティブ/アクティブ設定を使用する場合は、少なくとも 2 つの別個の LUN を設定して、各階層が 独自の一意の LUN にアクセスできるようにする必要があります。

  1. 共有ディスクは gdisk などのユーティリティを使用してパーティション化することをお勧めします。
  1. 両方のサーバーが共有ディスクを認識していることを確認します (たとえば、gdisk コマンドを使用)。 Linux が作成した LUN を認識しない場合、LifeKeeper も認識しません。
  1. LifeKeeper 階層内のプライマリーサーバーとして使用する予定のシステムから、共有ディスク上にファイルシステムを作成します。 ファイルシステムの管理に関する詳細な手順については、Linux ドキュメントを参照してください。

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