Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure (RK for OCI) リソースの作成は、以下の手順で行います。
- リソース階層の作成 を参考に [Create Resource Wizard] を起動します。
- Recovery Kit として [OCIVIP] を選択します。
- 以下のパラメーターを入力します。
フィールド | ヒント |
---|---|
Switchback Type | フェイルオーバー後にこのノードが復帰したときに、このノードに RK for OCI リソースを戻す方法を指定します。[intelligent] または [automatic] を選択できます。
|
Server | RK for OCI リソースを作成するノードを選択します。クラスター内のすべてのノードがドロップダウンリストに表示されます。 |
Secondary IP address | セカンダリー・プライベート IP アドレスを入力します。ここで指定した IP アドレスが VNIC に割り当てられます。 |
Network Interface | IP アドレスを割り当てるネットワークインターフェース名を選択します。IP アドレスを割り当てることができる VNIC に対応するネットワークインターフェース名から選択できます。 |
OCIVIP Resource Tag | 作成している RK for OCI リソースに固有の タグ名を入力します。このフィールドには、デフォルトのタグ名である ocivip-<ip> が自動的に表示されます。<ip> は指定したセカンダリー・プライベート IP アドレスです。 |
- 全てのパラメーターを入力すると、リソースを作成し In Service にします。LifeKeeper が問題を検知した場合は、情報ボックス、あるいはログファイルにエラーが表示されます。
- 対応する IP リソースを作成し In Service にします。IP リソースの IP アドレス、ネットワークインターフェース名は RK for OCI リソースと同じです。またネットマスクの値は、 IP アドレスを割り当てる VNIC が関連付けられているサブネットのサブネットマスク(CIDR)の値です。
- 既に IP リソースが存在している場合、対応する IP リソースの作成をスキップします。
- IP リソースを親、RK for OCI リソースを子として依存関係を作成します。
- 5. で新規に IP リソースを作成した場合、依存関係を作成します。
- 5. で既に IP リソースが存在しており、IP リソースの作成をスキップした場合、既存の IP リソースの IP アドレスとネットワークインターフェース名、ネットマスクの値が、
- RK for OCI リソースの設定値と完全一致していれば、依存関係を作成します。
- RK for OCI リソースの設定値と矛盾していれば、その IP リソースは RK for OCI リソース の親リソースとして不適当なリソースであるため、依存関係を作成しません。 IP リソースの設定を変更するか、 IP リソースを削除し RK for OCI リソースを再度作成してください。
リソースの作成に成功すると、 [Pre-Extend configuration task] が起動します。
リソース階層を別のノードに拡張する方法の詳細については、リソース階層の拡張 を参照してください。
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