Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure (RK for OCI) リソース階層の拡張は、以下の手順で行います。
- リソース階層の拡張 を参考に [Extend Resource Hierarchy] ウィザードを起動します。
- [Pre-Extend Wizard] で以下の情報を入力します。
フィールド | ヒント |
---|---|
Switchback Type | フェイルオーバー後に拡張先ノードが復帰したときに、そのノードに RK for OCI リソースを戻す方法を指定します。[intelligent] または [automatic] を選択できます。
|
Template Priority | 拡張元ノードのリソース階層の優先順位を入力します。1 ~ 999 の範囲で、まだ優先順位として使用されていない値を指定できます。小さい数値ほど優先順位が高くなります。デフォルト値を使用することを推奨します。この数字はリソースのカスケーディングフェイルオーバシーケンスにおけるサーバの優先順位を示します。 注記: このフィールドは、リソース階層を最初に拡張するときにだけ表示されます。 |
Target Priority | 拡張先ノードのリソース階層の優先順位を入力します。1 ~ 999 の範囲で、まだ優先順位として使用されていない値を指定できます。数値が小さいほど優先順位が高くなります。この数字はリソースのカスケーディングフェイルオーバシーケンスにおけるサーバの優先順位を示します。 注記: LifeKeeper のデフォルトでは、階層が作成されたサーバに「1」が割り当てられます。優先順位は連続している必要はありませんが、特定のリソースについて 2 つのサーバに同じ優先順位を割り当てることはできません。 |
- 対象の RK for OCI リソースの拡張要件を満たしていることを確認するために CanExtend が実行されます。
- 拡張先ノードに、 IP アドレスを割り当て可能な VNIC が存在していることを確認します。
- 以下のパラメーターを入力し、リソースの拡張を行います。
フィールド | ヒント |
---|---|
Secondary IP address | 拡張元リソースの IP アドレスが表示されます。値の変更はできません。 |
Network Interface | IP アドレスを割り当てるネットワークインターフェース名を選択します。IP アドレスを割り当てることができる VNIC に対応するネットワークインターフェース名から選択できます。 |
OCIVIP Resource Tag | RK for OCI リソースタグを入力します。これは、スタンバイノードに拡張される RK for OCI リソースが使用するリソースタグ名です。デフォルトでは、拡張元ノードでのリソースタグ名が表示されます。 |
- 同じ RK for OCI リソースをクラスター内の別のノードに拡張する場合は、 [Next Server] をクリックし、同様の操作を繰り返します。 [Finish] をクリックすると、LifeKeeper は RK for OCI リソースの拡張が正常に完了したことを確認します。
このトピックへフィードバック