- Azure Portal > Virtual machines > Create を選択します。
はじめに、基本設定を入力します。
今回は以下の値を使用します。
Basics | ||
---|---|---|
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
INSTANCE DETAILS | ||
Virtual machine name | lk4lnode01 | |
Availability options | Availability Set またはAvailability Zone | *注1 |
(create new)lk4lcluster | ||
Image | Red Hat Enterprise Linux 7.8 | *注2 |
Size | Standard_A1_v2 | *注3 *注4 |
ADMINISTRATOR ACCOUNT | ||
Authentication type | Password | |
Username | lkadmin | |
Password | XXXXXXXX | |
INBOUND PORT RULES | ||
Public inbound ports | Allow selected ports | |
Select inbound ports | SSH |
- 注1: ここではAvailability Setで説明します。Availiavility Zoneを選択した場合の設定については7章を参照してください。Availability Setを選択した場合、クラスタを構成するそれぞれのノードとQWKノードが別々のフォールトドメイン・アップデートドメインに属するようにする必要があります。
- 注2: 導入する LifeKeeper がサポートする OS バージョンを選択してください。
LifeKeeper がサポートする OS バージョンは、各バージョンのサポートマトリクス を参照ください。
- 注3: 必ず Availability Set が利用できるインスタンスサイズを選択してください。
一部のインスタンスサイズでは Availability Set が利用できません。
- 注4: 必ず負荷分散規則が利用できるインスタンスサイズを選択してください。一部 のインスタンスサイズでは、負荷分散規則が利用できません。
- 必要な値を入力したら、 Next:Disks をクリックします。
- 次にディスク設定を入力します。
今回の環境では、OS ディスクに加えて Oracle DB 用のディスク(30GiB)と Swap 領域用のディスク (10GiB) が必要なため、 Create and attach a new disk をクリックして追加のディスクをアサインします。
今回は以下の値を使用します。
Disks | ||
---|---|---|
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
DISK OPTIONS | ||
OS Disk type | Standard SSD | |
DATA DISKS (1st) | ||
LUN | 0 | |
NAME | (create and attach a new disk) lklnode01_DataDisk_0 |
|
Size(GiB) | 30 | |
DISK TYPE | Standard SSD | |
HOST CACHING | None | *注1 |
DATA DISKS (2nd) | ||
LUN | 1 | |
NAME | (create and attach a new disk) lklnode01_DataDisk_1 |
任意の入力値 |
Size(GB) | 10 | |
DISK TYPE | Standard SSD | |
HOST CACHING | None | *注1 |
- 注1: 本環境ではデータベース用途のため、キャッシュを無効化しましたが、要件に応じて適切に設定してください。
- 必要な値を入力したら、 Next:Networking をクリックします。
- 次にネットワーク設定を入力します。
このとき、前の手順で作成した1つめのサブネットを、仮想マシンに対して設定します。この設定により、ネットワークインターフェースがひとつアタッチされます。(2つ目のネットワークインターフェースは、仮想マシン作成後に設定します。)
今回は以下の値を使用します。
Networking | ||
---|---|---|
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
Virtual network | lk4l-vnet | |
Subnet | lk4l-nw01(10.3.1.0/24) | *注1 |
Public IP | (create new) Name:lk4lnode01pubip SKU:Basic Assignment:Static |
*注2 |
NIC network security group | Basic | |
Public inbound ports | Allow selected ports | |
Selected inbound ports | SSH |
- 注1: 前の手順で作成した1つめのサブネットを、仮想マシンに対して設定します。
- 注2: 本手順ではインターネット経由でアクセスするため、Public IP を設定しています。
- 必要に応じて管理設定、詳細設定、タグ設定を行い、最後に Review + create をクリックします。
- 内容を確認し、 Create をクリックします。上記の構成でデプロイすると、Redhat Enterprise Linux のインストールが完了した状態で起動します。
- このあとネットワーク設定変更を行うため、一旦仮想マシンを停止します。
- 1つめのネットワークインターフェースを静的 IP アドレスに変更します。 Azure Portal > Virtual machines > (仮想マシン名) > Networking > (1つめのインターフェース名) をクリックします。
- IP configurations > ipconfig1 をクリックします。この時点では、IP アドレスの設定が動的 (Dynamic) になっています。
- IP アドレスを静的に設定変更します。
今回は以下の値を使用します。
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
---|---|---|
Assignment | Static | |
IP address | 10.3.1.11 |
- Save をクリックして設定を保存します。
- Oracle リスナーサービスで、TCP Port 1521 を使用して通信できるようにするため、ネットワークセキュリティーグループを編集します。 Azure Portal > Virtual machines > (仮想マシン名) > Networking > (1つめのインターフェース名) > Network security group > (セキュリティーグループ名) をクリックします。
- Inbound security rules > Add をクリックします。
- インバウンドルールを追加します。
以下の値を使用します。
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
---|---|---|
Source | Any | |
Source port ranges | * | |
Destination | Any | |
Destination port ranges | 1521 | *注1 |
Protocol | TCP | |
Action | Allow | |
Name | Port_1521 |
- 注1: Oracleリスナーがport1521を使用するため、該当のポートへの通信を許可します。
- Add をクリックし、設定を保存します。
- 次に、2つ目のネットワークインターフェースを追加します。 Azure Portal > Virtual machines > (仮想マシン名) > Networking > Attach network interface をクリックします。
- Create network interface をクリックします。
- 必要な値を入力したら、 Create をクリックします。
以下の値を使用します。
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
---|---|---|
Name | lk4lnode01-nic2 | |
Subnet | 10.3.2.0/24 | *注1 |
Private IP address assignment | Static | |
Private IP address | 10.3.2.11 | |
Network security group | None |
- 注1: 前の手順で作成した2つめのサブネットを、仮想マシンに対して設定します。
- OK をクリックします。
- インターフェースが2つアタッチされていることを確認します。
- 仮想マシンを起動します。
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