以下に示す各用語は本文書を通じて使用されるものです。よくご存じのものもあるかもしれませんが、SIOSによる用語の定義や使い方をもう一度見ておくとよいでしょう。

ネットワーク通信関連用語

クロスオーバーケーブル : コンピューターデバイスをネットワークスイッチ、ハブ、ルーターに接続することなく直接相互接続するために用いられるケーブル。このケーブルによって他から切り離されたプライベートネットワークが構築され、ネットワーク内のシステム間にクラスター関連のデータレプリケーションのトラフィックを流すことが可能になります。

LifeKeeper のサーバーのタイプ

サーバー : ソフトウェアのアプリケーションプログラム実行専用のコンピューターシステム。

クラスター : 1つのコンピューターシステムとして動作させるために集められた複数のサーバーの集合。LifeKeeperにおいては高可用性を実現することを目的とするHAクラスターを指す。

ノード : クラスターに参加しているサーバー。

アクティブノード : リソース階層が稼働中(IN SERVICE)であるノード。

スタンバイノード : リソース階層が定義されているが稼働中ではないノード。このノードは、アクティブノードのリソース階層に何らかの不具合が生じた場合に当該リソース階層を稼働させるために使われます。

プライマリーノード : 特定のリソース階層についてLifeKeeperの構成内で優先度が最も高いノード。通常時リソース階層に関するサービスを提供するのがこのノードです。

セカンダリーノード : 特定のリソース階層についてLifeKeeperの構成内で優先度が2番目に高いノード。

ソースサーバー : データレプリケーションが利用されているLifeKeeperクラスター内のアクティブノード。リソース階層が稼働中であり、複製されたパーティション(ソースパーティション)にアクセスして書き込みを行うことが可能です。

ターゲットサーバー : データレプリケーションが利用されているLifeKeeperクラスター内のスタンバイノード。複製されたパーティション(ターゲットパーティション)は、ソースパーティションにDataKeeperによる書き込みがあると更新されます。このパーティションへのアクセスや手動での修正をしてはいけません

DataKeeper 関連用語

レプリケーション : セクターごとのコピーにより、あるパーティションから別のパーティションにデータを転送すること。データの整合性を確保するためレプリケーション実行中は、ターゲットパーティションにアクセスしたり修正を加えたりしてはいけません

非同期 : データがソース上での書き込みのため直ちに解放され、それと同時にターゲットに送信され、ターゲットがデータを受信し書き込み可能になったらすぐに書き込みが行われるレプリケーション方式。

変化率 : 設定された期間内に変化するデータの量。

圧縮 : ソースノードとターゲットノードの間のトラフィック量を減らすため必要に応じ実装されるアルゴリズム。9段階の圧縮が可能です。デフォルトでは圧縮はオフになっています。

スロットル : レプリケーションに使われる帯域幅を制限するため必要に応じて実装されるメカニズム。

LifeKeeper 製品関連用語

コミュニケーションパス : LifeKeeperクラスター内のノード間の通信に対応するメカニズム。単一障害点をなくすため、クラスター内のノード間に複数のコミュニケーションパスを設定することを強くお勧めします。

ハートビート : LifeKeeperクラスター内のノード間で定期的に交換され、ノードのヘルスモニタリングを行うメッセージ。ハートビートメッセージは、コミュニケーションパス上で送信されるクラスターノード間通信の一種です。

スプリットブレイン : クラスターノード間の全コミュニケーションパスに不具合が発生しているが、ノードは全て起動・稼働している状況。この状況ではいずれのシステムも他方に不具合が発生していると判断して、リソースを維持しサービスに投入し続けようとします。

フェイルオーバー : アクティブノードのシステムあるいはリソースに不具合が発生したことによる、リソース階層のスタンバイノードへの予定外の移行。

スイッチオーバー : アクティブノードからスタンバイノードへのリソース階層の計画的移行。

スイッチバックタイプ : リソース稼働中に停止したノードのリカバリー動作を制御する設定。この設定が「intelligent」ならノードは特定のリソースのバックアップとして機能します。設定が「automatic」ならノードは通知なしで自動的かつ積極的にリソースを再取得しようとします。

リソース : LifeKeeperにより保護されるシステムアセット。ディスクパーティション、仮想IPアドレス、アプリケーションなどを指します。

リソースの拡張 : 構成済みのLifeKeeperリソースをクラスター内の別のノード上に作成あるいは定義して、リソースが双方のシステムで同時に稼働するのを防ぐ等価関係を構築すること。

リソース階層 : リソースを、予め定められた順序に従って上から下に階層状にグループ化したもの。単に「階層」と言われることもあります。

共有ストレージ : クラスター内の全ノードに物理的に接続された1つ又は複数の論理ディスクパーティション。LifeKeeperでは、共有ストレージボリュームには一度に1台のノードしかアクセスできないようになっています。これは正式にはI/Oフェンシングと呼ばれます。

データレプリケーション(ディスクミラーリング) : データの可用性、流通性、正確性が継続的に保証されるように、論理ディスクパーティションを別の物理ハードディスクにリアルタイムでコピーすること。

ソース : レプリケーションに使用されるソースサーバー上のパーティション。データの「ゴールド」コピー。

ターゲット : レプリケーションに使用されるターゲットサーバー上のパーティション。

切り替え可能IPアドレス : クラスター内システム間で切り替わる固有IPアドレス。クライアントシステムがこのアドレスに接続すると仮想IPリソースがアクティブになっているシステムがリクエストに応答します。

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