LifeKeeper for Linux NFS Server Recovery Kit 概要

NFS Server Recovery Kit は、Filesystem Recovery Kit (steeleye-lk パッケージの一部として提供) および IP Recovery Kit (steeleye-lkIP) と階層的に連携して、高可用性 NFS サービスを実現します。

NFS Server Recovery Kit は、IP リソースと共有マウントポイントを含むファイルシステムリソースがクラスター内の同じサーバーで常に In Service であることを保証します。LifeKeeper が保護する IP リソースを使用してファイルシステムをマウントするクライアントは、実際のエクスポートサービスが手動で、または障害に対する対処としてクラスター内のサーバー間で切り替えられても、事実上中断なしにボリューム上のファイルの処理を継続できます。NFSセッションの復帰時間はクライアント - サーバー間の状態に依存します。例としてNFSv3においては、TCPのプロトコルタイムアウトはUDPに比べて長くなります。NFSで使用する適切なトランスポート層プロトコルを決定するには、OSベンダーからの推奨や各トランスポート層プロトコルのメリットとデメリット、ご利用の環境を踏まえてご検討ください。

※NFS v4 においては、OSベンダーが TCP トランスポートの使用を強く推奨しているため、NFS Server Recovery Kit でも NFS v4 については TCP トランスポートのみ動作検証しています。

スイッチオーバーまたはフェイルオーバーを実行している間、ファイルシステム上のファイルはすべて一時的に使用できなくなりますが、リソースの転送が完了すると再び使用可能になり、クライアント側に切り替えは意識されません。スイッチオーバーの場合、これには 5 ~ 30 秒かかります。フェイルオーバーの場合、リカバリー時間は、ファイルシステムの修復にかかる時間に左右されます。ディスクボリュームは、障害に極めて強く、数秒で修復が可能なジャーナリングファイルシステム (JFS) でフォーマットすることを強く推奨します。

LifeKeeper v9.6.0 から NFS v4 擬似ファイルシステムはサポートされなくなりました。fsid=0 のエクスポートポイントおよびそのサブディレクトリーのエクスポートポイントは LifeKeeper で保護できません。LifeKeeper v9.6.0 より前のバージョンで fsid=0 のリソースを作成している場合は、リソースを削除してから LifeKeeper をアップグレードしてください。

OS のデフォルト設定では、NFS v3 も v4 もどちらも有効になっています。クライアントからマウントする時のオプションでバージョンを指定してください。

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