本セクションでは、アクティブ / スタンバイ設定の例を示します。この設定では、NFS を実行し、ファイルシステムをエクスポートしている Server 1 がアクティブと見なされます。 Server 1 に障害が発生した場合、 Server 2 がファイルシステムをマウントしてエクスポートします。クライアントは切り替えを意識することなく使用することができます。
*注意:アクティブ / スタンバイ設定では、 Server 2 でも NFS が実行されていることがありますが、他の NFS リソースは LifeKeeper によって保護されていません。
アクティブ / スタンバイ構成例
設定に関する注記:
- NFS ソフトウェアを両方のサーバーにインストールしておく必要があります。
- 基礎ファイルシステム (File System A) は共有 (または複製) ディクス上に置く必要があります。
- NFS エクスポートポイントは /home/test です。
- エクスポートされたファイルシステムは、 Server 1 と Server 2 の両方で同じマウントポイントにする必要があります。
- Server 2 は Server 1 がアクティブである間は、共有ディスク上のファイルとディレクトリーにアクセスできません。
Server 1 でのリソース階層の作成
Server: |
Server1 |
Export Point: |
/home/test |
IP Tag: |
ip-172.17.100.202 |
NFS Tag: |
nfs-/home/test |
Server 2 へのリソース階層の拡張
Template Server: |
Server1 |
Tag to Extend: |
nfs-/home/test |
Target Server: |
Server2 |
Target Priority: |
10 |
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