以下はDataKeeper に関する一般的な ソリューションです。
LifeKeeper からDataKeeper リソースを 削除する
シナリオ:
既存の DataKeeper リソース/ミラーを LifeKeeper/SIOS Protection Suite から削除します。
- LifeKeeper/SIOS Protection Suite の既存の役割(ファイル共有、SAP、Oracle、SQL、DNS など)に影響を与えません。
- deletelocalmirroronly, cleanupmirror などの様々な emcmd コマンドを実行する必要がありません。
削除手順:
LifeKeeper/SIOS Protection Suite で、次の手順を実行します。
LifeKeeper GUI コンソールで、ボリュームが関連付けられている依存関係を削除します。
- 親レベルのリソース を右クリックして、 [Remove Dependency…] を選択します。
- 適切な ソースサーバー を選択し、 [Next>] をクリックします。
- [Child Resource] で、ドロップダウンリストから対象の ボリューム を選択し、 [Next>] をクリックします。
- 親/子の依存関係に関連するダイアログが表示されたら、 [Remove Dependency] を選択し、 [Done] を選択します。
これで、ボリュームリソースがスタンドアロン階層としてリストされました。削除するには、次の手順を実行します。
- [Volume/Volume Hierarchy] を右クリックし、 [Delete Resource Hierarchy…] を選択します。
- [Target Server] を選択し、 [Next>] を選択します。
- ボリューム階層とターゲットサーバーの削除に関するダイアログが表示されたら、 [Delete] を選択します。
- [Done] を選択します。
これで、DataKeeper ストレージは LifeKeeper/SIOS Protection Suite のリソースではなくなりました。
LifeKeeperからミラーリソースを削除してもボリュームがロックされる
事象:
ミラー対象ではないボリュームがロックされる。
症状:
- 以下におけるアクセス拒否
- ファイルマネージャー
- emcmd . unlockvolume {drive letter} コマンド実行後
E ボリュームのシナリオ:
LifeKeeper のコマンドプロンプト (c:\lk\bin) から “volume -d” を実行すると以下が表示される。
Locked Volumes;
D: [EM Volume]
E:
L: [EM Volume]
解決方法:
前述のコマンドで、LifeKeeper は、E ボリュームがロックされているとみなしています。E ボリュームのロックを解除するため次のコマンドを実行します。
volume -u E
“volume -d” を実行することで E ボリュームは保護対象のボリュームとして表示されなくなります。
Locked Volumes;
D: [EM Volume]
L: [EM Volume]
これで、問題なくボリュームにアクセスできるようになります。
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