共有ボリューム構成にて DataKeeper を正しく構成するために、 DataKeeper GUI を使用して共有ボリュームが構成されているすべてのシステムに接続する必要があります。接続されると、DataKeeper GUI は ハードウェアシグネチャを使用して、どのボリュームが共有されていて、どのボリュームが共有されていないかを自動的に検知します。
重要: GUI がシステムに接続していない場合は、システム上の共有ボリュームを検知することができません。
注記 : ダイナミックディスクは共有ストレージではサポート対象外です。ダイナミックディスク構成は各システム上のどこかに (文書化されていません) 保存されますが、ディスク自体には保存されないためです。現在 2 つのシステム間で構成を複製する方法が存在しません。
注記: DataKeeper では、複数のシステムが同じ物理ストレージにアクセスしている共有ボリューム上にミラーを作成することができます。同時アクセスを防ぐには、以下の手順を実行する前に、 共有ストレージボリュームリソースの安全な作成 を参照してください。
- DataKeeper GUI を介してすべてのシステムに接続します。
- [ジョブの作成] を選択します。
- ジョブ名とジョブの説明を定義し、 [ジョブの作成] をクリックします。 [ソースを選択してください] ダイアログが表示されます。
[ソースシステム] 、 [IP アドレス] 、 [ボリューム] を選択します。
- [次へ] を選択します。 [共有ボリューム] ダイアログが表示されます。
- ソースシステムと共有するボリュームを持つシステムを選択します。
注記: 共有ボリュームに接続されるすべてのシステムは同じサブネット上の IP アドレスで構成されている必要があります。該当のすべてのシステムが有効な IP アドレスを設定されるまで、 [次へ] ボタンは有効になりません。
該当のシステムの [含む] のチェックボックスのチェックをはずすことは可能なため、表示されるボリュームが本当に共有されるボリュームでないことを確認してチェックをはずしてください。(まれにしかありませんが) 2 つのボリュームが共有されていない場合であっても、それらのハードウェアシグネチャが一致することがあります。この場合は、 [含む] チェックボックスのチェックをはずしてください。
- [次へ] を選択します。 [ターゲットの選択] ダイアログが表示されます。
- [ターゲットシステム] 、 [IP アドレス] 、 [ボリューム] を選択します。
- [次へ] を選択します。
注記: ターゲットボリュームと共有している他のシステムにボリュームがある場合は、 [共有ボリューム] ダイアログは次に表示されます。上記で共有するソースボリュームを構成したときのように共有するターゲットボリュームの構成を行ってください。
- [次へ] を選択して続行します。 [詳細の設定] ダイアログが表示されます。
- スライドバーを使用してソースシステムからターゲットシステムにデータを送信する際の 圧縮レベル を設定します。
注記: 圧縮は、WAN を介したレプリケーションでの使用を推奨します。
- ソースボリューム/ターゲットボリューム間の転送モードを選択します (非同期または同期 ) 。
- レプリケーションに使用する帯域幅を制限したい場合は、転送に対する 最大帯域幅 を入力します。帯域幅を制限する必要がない場合は、デフォルト設定のままにします。
- [完了] を選択します。新しいミラーとジョブが左のツリーとメイン画面に表示されます。
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