Oracle ソフトウェアをインストールする前に、サーバとストレージが設定され、LifeKeeper がクラスタ内の各サーバにインストールされている必要があります。こうすることで、LifeKeeper によってすでに保護されているボリュームに Oracle をインストールできるようになります。
レプリケーションストレージシステム
プライマリサーバ上
- Windows ディスク管理 ツールを使用して、ディスクリソースを設定し、使用したい複製ボリュームを定義します。(ボリュームは適切なサイズにしてください。)
- Windows エクスプローラ を使用して、Oracle SID によって使用されるすべてのボリュームのネットワークから共有解除します。
- ネットワークを、LifeKeeper TCP/IP コミュニケーションパスと切り替え可能な IP アドレス (該当する場合) をサポートするように設定します。
- LifeKeeper Core ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。
- 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
- SIOS DataKeeper ソフトウェアをローカルディスクにインストールします。詳細については、 SIOS Protection Suite インストレーションガイド を参照してください。
バックアップサーバ上
- バックアップサーバを起動し、 ディスクの管理 ユーティリティを使用して、プライマリサーバに割り当てたものと同じドライブレターを複製ボリュームに割り当てます。
- LifeKeeper Core ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールしてください。
- 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
- SIOS DataKeeper ソフトウェアをインストールします。
プライマリサーバ上
これで両方のサーバに LifeKeeper がインストールされました。プライマリサーバに戻って、以下を実行してください。
- LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバとバックアップサーバの間のコミュニケーションパスを作成します。
- LifeKeeper で通信リソースを作成し (IP、LAN Manager のいずれか、または両方)、これらをバックアップサーバに拡張してください。その後、Oracle リソース階層を作成するときに、LifeKeeper は依存関係に従ってこれらのリソースを自動で階層内に移動します。
注記: Oracle 階層が作成されるときに、SIOS DataKeeper リソースが自動的に作成され、依存関係に従って Oracle リソース階層に移動されます。
このトピックへフィードバック