Oracle ソフトウェアをインストールする前に、サーバとストレージが設定され、LifeKeeper がクラスタ内の各サーバにインストールされている必要があります。こうすることで、LifeKeeper によってすでに保護されているボリュームに Oracle をインストールできるようになります。

レプリケーションストレージシステム

プライマリサーバ上

  1. Windows ディスク管理 ツールを使用して、ディスクリソースを設定し、使用したい複製ボリュームを定義します。(ボリュームは適切なサイズにしてください。)
  1. Windows エクスプローラ を使用して、Oracle SID によって使用されるすべてのボリュームのネットワークから共有解除します。
  1. ネットワークを、LifeKeeper TCP/IP コミュニケーションパスと切り替え可能な IP アドレス (該当する場合) をサポートするように設定します。
  1. LifeKeeper Core ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールします。
  1. 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
  1. SIOS DataKeeper ソフトウェアをローカルディスクにインストールします。詳細については、 SIOS Protection Suite インストレーションガイド を参照してください。

バックアップサーバ上

  1. バックアップサーバを起動し、 ディスクの管理 ユーティリティを使用して、プライマリサーバに割り当てたものと同じドライブレターを複製ボリュームに割り当てます。
  2. LifeKeeper Core ソフトウェア、LifeKeeper Oracle Recovery Kit の順にローカルディスクにインストールしてください。
  3. 使用している Oracle データベースが非常に大きい場合は、MAXWAIT 値を確認して、増やすことを検討します。
  4. SIOS DataKeeper ソフトウェアをインストールします。

プライマリサーバ上

これで両方のサーバに LifeKeeper がインストールされました。プライマリサーバに戻って、以下を実行してください。

  1. LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバとバックアップサーバの間のコミュニケーションパスを作成します。
  2. LifeKeeper で通信リソースを作成し (IP、LAN Manager のいずれか、または両方)、これらをバックアップサーバに拡張してください。その後、Oracle リソース階層を作成するときに、LifeKeeper は依存関係に従ってこれらのリソースを自動で階層内に移動します。

注記: Oracle 階層が作成されるときに、SIOS DataKeeper リソースが自動的に作成され、依存関係に従って Oracle リソース階層に移動されます。

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