共有および複製コンテンツストレージ
コンテンツボリュームが共有または複製ボリューム上にある場合は、両方の Web サイトが同じ共有または複製ボリュームおよびフォルダを指定する必要があります。アクティブとスタンバイの Web サーバ/サイトを同じにするには、プライマリサーバとバックアップサーバに同じコンテンツファイルを含める必要があります。ただし、コンテンツボリュームの共有または複製を行わない場合は、コンテンツはいずれかのシステムの任意の場所に配置できます。
フェイルオーバ時にデータを確実に使用できるようにするには、プライマリサーバ上の共有ディスクまたは複製されたディスク上のフォルダとして ホームディレクトリ を設定し、プライマリサーバと同じ ホームディレクトリ をバックアップサーバ上に設定します。これにより、コンテンツファイルの 1 つのコピーのみをメンテナンスできます。
非共有ストレージ
設定では共有ストレージまたは複製されたストレージを使用する必要があります。設定で共有ストレージまたは複製されたストレージを使用しない場合は、各サーバーのローカルボリューム間でコンテンツを同期する必要があります。LifeKeeper Microsoft IIS Recovery Kit には、2台のサーバー間でコンテンツを同期させる機能はありませんが、以下のようにいくつかの推奨があります。
- SIOS DataKeeper を使用してください。自動的に各アクティブサーバ上のデータボリュームをスタンバイサーバにコピーします。
- Microsoft Site Server 3.0 などのコンテンツコピーツールを使用してください。コンテンツコピーツールとして、Robocopy ユーティリティも使用できます。Microsoft Site Server のほうが推奨されます。
- テープバックアップシステムを使用している場合にはプライマリサーバにファイルのテープバックアップを作成してから、それらを必要に応じてバックアップサーバ上に復元します。
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