SPS for Linux は、既存の階層を保ちながら将来のリリースにアップグレードすることができます。この情報をよく検討して、アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えるようにしてください。
- クラスタをアップグレードする場合、そのアップグレードされるサーバからすべてのアプリケーションを切り替えてください。この操作を実行するには、手動で行うか、またはLifeKeeperのシャットダウンストラテジーを 「Switchover」 に設定します。これにより、LifeKeeper が停止したり、サーバがシャットダウンしたときにアプリケーションが切り替えられます。
- 必要な場合、SPS をアップグレードする前に、Linux オペレーティングシステムをアップグレードしてください。オペレーティングシステムのアップグレードを実行する前に、アップグレードするサーバのすべてのリソースを拡張解除することをお勧めします。
- セットアップスクリプトの操作 を参照してLifeKeeperをアップグレードします
- アップグレードされたサーバにすべてのアプリケーションを切り替えてください。
- この手順を SPS クラスタ内のアップグレード対象の各サーバに対して実行します。
OS をアップグレードする際の注意点
OS をアップグレードする際には、現在インストールされている LifeKeeper がアップグレード後の OS をサポートしているかを確認する必要があります。サポートしていない場合は、LifeKeeper のアップグレードも必要になります。 サポート対象のオペレーティングシステム を参照して確認してください。
OS をアップグレードする前に、lkbackup コマンドにて LifeKeeper 設定のバックアップを実施することを推奨します。
- クラスタをアップグレードする場合、そのアップグレードされるサーバからすべてのアプリケーションを切り替えてください。この操作を実行するには、手動で行うか、または LifeKeeper のシャットダウンストラテジーを「Switchover」に設定します。これにより、LifeKeeper が停止したり、サーバがシャットダウンしたときにアプリケーションが切り替えられます
- LifeKeeper を停止させてください
- OS アップグレードを実施して、OS を再起動してください
- LifeKeeperのアップグレードが必要な場合は、LifeKeeperのアップグレードを実施してください。
LifeKeeper のアップグレード手順については、SPS のアップグレード を参照してください。
アップグレードを実施しない場合は、setup を再実行して新しいOSに対応した設定を行ってください。
- LifeKeeper を起動してください
- アップグレードされたサーバにすべてのアプリケーションを切り替えてください
- この手順を SPS クラスタ内の全てのサーバに対して実行します
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