以下の注意事項と制約事項は、本バージョンの LVM Recovery Kit に適用されます。

Raw I/O および全ディスクのサポート

図 1 にはディスクパーティション上の様々なファイルシステムの下にある論理ボリュームとボリュームグループが示されていますが、LVM Recovery Kit を SPS Raw I/O Recovery Kit と組み合わせて使用した場合、論理ボリュームへの raw アクセスをサポート可能であることは重要です。このとき、複数のディスクパーティション (例: /dev/sdc1) ではなく、1 つ以上のディスク全体 (例: /dev/sdc) で構成されるボリュームグループを管理できることに注目してください。

LVM の使用上のオプションについて詳細を知るには、LVMをDataKeeperで使用する セクションも参照してください。

ボリュームグループのアクティベーション

現在の LVM 実装においては、ボリュームグループがアクティブになると、同時にそのボリュームグループに関連するすべての論理ボリュームが自動的にアクティブになります。SPS にとってこれは、関連するリソースインスタンスがまだ Out-of-Service (OSU) にマーキングされているにも関わらず論理ボリュームがアクティブになることがあるということです。一般的なフェイルオーバやスイッチオーバ操作では、SPS は論理ボリュームをボリュームグループの後即座に in service にしようとします。その結果として restore スクリプトの呼び出しが成功の表示とともに即座に返ってきます。論理ボリュームを in service にしようとするこの不要な試みは使いやすさに何の影響も与えません。

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