LifeKeeper Oracle Recovery Kit のインストール / アンインストールを試みる前に、ハードウェア / ソフトウェア要件とインストール / アンインストールの手順を理解しておく必要があります。

キットのハードウェア / ソフトウェア要件

設定が以下の要件を満たしていることを確認してください。

サーバ 。この Recovery Kit には、SPS テクニカルドキュメンテーション および SPS リリースノート で説明されている LifeKeeper の要件に従って設定した 2 台以上のサポートされているコンピュータが必要です。

共有ストレージ 。Oracle データベースは、SPS 環境の共有ディスク上に置く必要があります。共有ストレージのアーキテクチャにより、クラスタの各ノードに適切な LifeKeeper 共有ストレージまたはマルチパスストレージキットをインストールする必要があります。NFS バックデータベースストレージの例では、LifeKeeper NAS Kit のインストールが必要です。

LifeKeeper ソフトウェア 。クラスタの各サーバにインストールする LifeKeeper ソフトウェアのバージョン、および適用する LifeKeeper ソフトウェアパッチのバージョンが同一であることが絶対条件です。LifeKeeper の特定の要件については、SPS リリースノート および SPS テクニカルドキュメンテーション を参照してください。

LifeKeeper IP Recovery Kit 。リモートクライアントが Oracle データベースにアクセスする場合に、この Recovery Kit が必要になります。同じバージョンの Recovery Kit を各サーバにインストールする必要があります。

IP ネットワークインターフェース 。各サーバは、イーサーネット TCP/IP をサポートするネットワークインターフェースを 1 つ以上必要とします。IP 切り替えが正しく動作するには、ローカルネットワークに接続されているユーザシステムが標準の TCP/IP 仕様に準拠している必要があります。

注記: 各サーバが必要とするネットワークインターフェースが 1 つだけであっても、異種メディア要件、スループット要件、単一障害点の排除、ネットワークのセグメンテーションといった多くの理由のために、複数のインターフェースを使用すべきです。

TCP/IP ソフトウェア 。各サーバは TCP/IP ソフトウェアも必要とします。

Oracle ソフトウェア 。Oracle ソフトウェアが各サーバにインストールおよび設定されていなければ、LifeKeeper と LifeKeeper Oracle Recovery Kit の設定はできません。各サーバには同じバージョンをインストールする必要があります。最新のリリースの互換性および購入方法については、SPS リリースノート を参照するか、営業担当者にお問い合わせください。

LifeKeeper Oracle Recovery Kit をインストールまたは削除する具体的な手順については、SPS インストールガイド を参照してください。

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