本セクションの設定例は、共有(または複製) ディスク上での NFS インスタンスの設定方法を示しています。それぞれの図は、設定の種類と NFS パラメータとの関係を示しています。また、各設定は、このセクションで説明している設定の規則と要件に従って、NFS 設定と LifeKeeper ソフトウェアとの互換性を確保しています。
本セクションでは、まず設定の要件を説明し、次に NFS v2/v3 でのアクティブ / スタンバイ 、 NFS v2/v3 でのアクティブ / アクティブ 、 NFS v4 でのアクティブ / スタンバイ の設定例を示します。
本セクションに挙げたものは可能な設定の例にすぎませんが、これらの設定例を理解し、設定規則に従うことは、ユーザのコンピューティング環境で実現可能なソリューションを明確にし、設定する上で役立ちます。
設定の要件
NFS タグ名は、LifeKeeper が保護するファイルシステムを示す任意の名前です。LifeKeeper によって示される標準タグ名は「 nfs-<export point> 」です。
設定例について理解するには、基礎のファイルシステム(または NFS v4 およびバインドマウントが使用されている場合のファイルシステム)が必ず共用または複製ディスク上になければならないことを考慮に入れる必要があります。このファイルシステムはペアになったシステムのそれぞれからマウントできる必要があります。
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