1. Sybase ASE データベースデバイスに適したサイズの共有ディスクパーティションを選択します。
  1. このパーティションに、未使用の raw デバイスノードをバインドします。これはマシンを再起動するたびに実行する必要があり、root アクセスを必要とするため、システム初期化ファイル (rc.local または boot.local) に raw バインディングを追加することもできます。このバインディングは、階層を LifeKeeper の保護下においた後、ファイルから削除する必要があります。LifeKeeper は、LifeKeeper の保護下にある raw I/O デバイスの raw バインディングを再確立します。コマンド raw -qa を使用して、どの raw デバイスノードが使用中か確認します。たとえば、以下のようになります。

# raw –qa

# raw /dev/raw/raw1 /dev/sda1

  1. データベースインスタンスを保護するすべてのサーバ上で、raw デバイスコントローラ (/dev/rawctl または /dev/raw) とディスクパーティションの両方に、グローバル読み取り権限を設定してください。

# chmod a+r /dev/rawctl (or chmod a+r /dev/raw )

  1. データベースインスタンスを保護するすべてのサーバ上で、raw デバイスにグループおよびユーザの読み取り / 書き込み権限を設定してください。

# chmod 664 /dev/raw/raw1

  1. データベースインスタンスを保護するすべてのサーバ上で、raw デバイスの所有者を、指定されたデータベースインスタンスの Sybase ASE 所有者に変更してください。

# chown –R sybase:sybase /dev/raw/raw1

  1. raw デバイスのデータベースサーバへの追加については、Installation Guide Adaptive Server for Linux を参照してください。

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