このトピックでは、 lcdstatus -e コマンドの出力例を使用して、ステータスの簡略表示で提供される情報のカテゴリについて説明します。この情報を表示する方法の詳細については、LCD (1M) のマニュアルページを参照してください。コマンドラインに、 man lcdstatus または man LCD を入力できます。LifeKeeper の GUI で使用できるステータス情報については、サーバーのステータスの表示 またはリソースのステータスの表示 を参照してください。 

ステータスの簡略表示の例(lcdstatus -e コマンドの出力例):

リソース階層の情報

BACKUP   TAG                ID          STATE     PRIO  PRIMARY
svr1     appfs3910-on-svr1  appfs4238   ISP          1  svr2
svr1      filesys4083       /jrl1       ISP          1  svr2
svr1       device2126       000…300-1   ISP          1  svr2
svr1        disk2083        000…300     ISP          1  svr2

通信ステータスの情報

MACHINE  NETWORK ADDRESSES/DEVICE         STATE     PRIO
svr1     TCP     100.10.1.20/100.11.1.21  ALIVE        1
svr1     TTY     /dev/ttyS0               ALIVE       --

 

リソース階層の情報

LifeKeeper は、各リソースのステータスを表示します。root リソースを表す LifeKeeper のタグ名は、[TAG] 列の左端から開始され、階層内のリソースのタグ名は適切にインデントされてリソース間の依存関係を表します。

BACKUP 列は、フェイルオーバの優先順序内で、このステータス表示の対象システムの次にあるシステムを示します。指定したリソースについて、ターゲットシステムが優先順位の最も低いシステムである場合、そのリソースの BACKUP 列にはダッシュ (------) が表示されます。

  • TAG 列 - リソースの root タグがあります。
  • ID 列 -各リソースの識別文字列があります。
  • PRIO 列 -各リソースについて、ローカルサーバのフェイルオーバの優先順位の値があります。
  • PRIMARY 列 -各リソースについて、優先順位が最高のサーバ名があります。

通信ステータスの情報

表示のこのセクションには、ターゲットシステムで定義された各コミュニケーションパスのリストがあります。各パスについて、以下の情報が表示されます。

  • MACHINE - コミュニケーションパスのリモートサーバ名。
  • NETWORK - コミュニケーションパスのタイプ (TCP または TTY)。
  • ADDRESSES/DEVICE - コミュニケーションパスの IP アドレスまたはデバイス名のペア。
  • STATE - コミュニケーションパスの状態 (ALIVE または DEAD)。
  • PRIO - TCP パスの場合、パスに割り当てられた優先順位。TTY パスの場合、優先順位が割り当てられていないので、この列にはダッシュ (----) が表示されます。

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