WebSphere 階層を削除することによる、依存関係と保護対象のサービスへの影響を理解することは重要です。
- 依存関係 : リソース階層を削除する前に、依存関係を削除すると良い場合があります。依存しているファイルシステムは、削除されます。ファイルシステム以外の依存しているリソース (IP や Generic Application など) は、LifeKeeper GUI もしくは WebSphere MQ の削除スクリプトで削除しない限り、削除されません。WebSphere MQ キューマネージャの依存しているファイルシステムが LifeKeeper によって削除されないようにするには、WebSphere MQ 階層を削除する前に、手作業で依存関係を削除してください。
- 保護されるサービス : WebSphere リソース階層を削除する前に out of service にした場合、そのキューマネージャに対する WebSphere デーモンは停止されます。階層が in service 中に削除された場合、WebSphere MQ デーモンは、階層が削除された後も (LifeKeeper 保護なしで) 実行とサービスの提供を継続します。
LifeKeeper 環境内のすべてのサーバからリソース階層を削除するには、以下の手順を実行します。
- [Edit] メニューの [Resource] から [Delete Resource Hierarchy] を選択します。
- [Target Server] で WebSphere MQ リソース階層を削除するターゲットサーバを選択し、 [Next] をクリックします。(このダイアログボックスは、いずれかのペインでリソースインスタンスを右クリックして [Delete Resource] を選択した場合には、表示されません。)
- [Hierarchy to Delete] を選択します。(このダイアログは、右ペインまたは左ペインのリソースインスタンス上で右クリックして [Delete Resource] を選択した場合には表示されません。) [Next] をクリックします。
- 選択したターゲットサーバと、削除の対象として選択した階層を確認する情報ボックスが表示されます。 [Delete] をクリックしてください。
- WebSphere リソースが正常に削除されたことを確認する別の情報ボックスが表示されます。
- [Done] をクリックして終了します。
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