SAP MaxDB のデバイス領域に適したサイズの共有ディスクパーティションを選択します。
未使用の Raw デバイスノードをこのパーティションにバインドします。これはマシンがリブートされてルートアクセスが必要な時に毎回実行する必要があるため、システム初期化ファイル(rc.local または boot.local)に Raw バインディングを追加しても構いません。階層が SPS 保護下に置かれたら、これらのバインディングはファイルから削除する必要があります。SPSは、SPS保護下にある Raw I/Oデバイスの Raw バインディングを再確立します。どの Raw デバイスノードがすでに使用されているかを確認するには、以下の例のように raw -qa コマンドを実行します。
raw –qa
raw /dev/raw/raw1 /dev/sda1
Rawデバイスコントローラ(/dev/raw/rawctl または /dev/raw)およびデータベースインスタンスを保護するすべてのサーバー上のディスクパーティションの両方に、グローバル読み取りアクセス権を設定します。
chmod a+r /dev/raw/rawctl
データベースインスタンスを保護するすべてのサーバー上の Raw デバイスに対するグループおよびユーザーの読取り/書込み権限を設定します。
chmod 664 /dev/raw/raw1
データベースインスタンスを保護するすべてのサーバー上で、指定されたデータベースインスタンスの Raw デバイスの所有者を SAP MaxDB OS Userに変更します。
chown –R sapdb:sapdb /dev/raw/raw1
param_adddevspace または db_adddevspace を使用して、データベースにデバイス領域を追加します。SAP MaxDB ユーザーマニュアル、データベースマネージャー CLI マニュアルを参照してください。
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