IP Recovery Kit のインストールやアンインストールを試みる前に、このパッケージのハードウェア / ソフトウェア要件と、インストールとアンインストールの手順を理解しておく必要があります。

ハードウェア / ソフトウェア要件

LifeKeeper IP Recovery Kit をインストールして設定する前に、使用している設定が以下の要件を満たしていることを確認してください。

  • LifeKeeper IP Recovery Kit :同じバージョンの Recovery Kit を各サーバにインストールする必要があります。
  • IP ネットワークインターフェース :各サーバに、イーサーネット TCP/IP をサポートするネットワークインターフェースが 1 つ以上必要です。IP スイッチオーバーが正しく動作するには、ローカルネットワークに接続されているユーザシステムが標準の TCP/IP 仕様に準拠している必要があります。このインターフェースは設定する必要があります。 ifcfg* ファイルが存在しない場合、インターフェースがダウンしたときに IP スイッチオーバーが失敗する可能性があります。

注記 : 各サーバが必要とするネットワークインターフェースが 1 つだけであっても、異種メディア要件、スループット要件、単一障害点の排除、ネットワークのセグメンテーション、ローカルリカバリーのサポートといった多くの理由で、複数のインターフェースを使用すべきです。

また、IP リソースの設定に使用する NIC には、あらかじめ OS の操作を使用して実 IP アドレスを設定しておいてください。その実 IP アドレスを使用して、IP ネットワーク上の基本的な疎通確認等を実施するようにしてください。

動作確認を実施しているチャンネルボンディング、ネットワークチーミングの構成については、こちら を参照してください。

  • TCP/IP ソフトウェア: 各サーバに TCP/IP ソフトウェアも必要です。

最新のリリースの互換性および購入方法については、LifeKeeper for Linux リリースノート を参照するか、営業担当者にお問い合わせください。

LifeKeeper IP Recovery Kit ソフトウェアのインストール / アンインストール方法の具体的な手順については、LifeKeeper for Linux インストールガイド を参照してください。

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