コマンドラインツールからステータスを把握する

スイッチオーバーをテストする前に、各ノードのステータスを確認してください。

ファイルシステムのステータスを把握する
ステータスを確認する最も簡単な方法は、 dfを使用することです。

/datakeeperリソースはノードに接続され、ここに示すようにマウントされます。

UリスナーとOracleプロセスのステータスを把握する

ps コマンドを使用して、各ノードのステータスを確認できます。プロセスが実行されている場合は、以下のように一覧表示されます。
$ ps afx | grep -v grep | grep tnslsnr
13806 ?        Ssl    0:00 /u01/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1/bin/tnslsnr LISTENER1 -inherit
$ ps afx | grep -v grep | grep ora_pmon
23091 ?        Ss     0:00 ora_pmon_orcl

IPリソースのステータスを把握する

クライアントがアクティブノードに接続する方法 で説明したように、IPリソースがアクティブな場合、仮想IPアドレスは次のようにipコマンドで確認できます(10.10.10.10参照)

[oracle@node-b dbhome_1]$ ip addr show eth0
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 9001 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
    link/ether 02:a8:0c:57:53:0b brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 10.20.10.12/24 brd 10.20.10.255 scope global noprefixroute dynamic eth0
       valid_lft 3585sec preferred_lft 3585sec
    inet 10.10.10.10/32 scope global eth0
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 fe80::a8:cff:fe57:530b/64 scope link 
       valid_lft forever preferred_lft forever

ノード間でリソースを切り替える

node-b(スタンバイノード)の「orcl」リソースでコンテキストメニューを表示し、「In Service」を選択します。

まず、リソースとすべての子の依存関係がnode-aの「StandBy」に移行します。

node-aですべてのリソースを停止させると、node-bで依存関係と「orcl」リソースが起動します。

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