SAP のフェイルオーバ後、SAP ログにエラーメッセージが記録されます。エラーメッセージの多くは正常であり、無視できます。
DB 障害発生時
BVx: Work Process is in reconnect status – このエラーメッセージは、単に、作業プロセスがデータベースへの接続を失ったため、再接続を試みていることを示しています。
BVx: Work Process has left reconnect status – これは実際にはエラーではありませんが、データベースが復帰し、プロセスがデータベースに再接続したことを示しています。
その他のエラー – データベースがダウンしている間、いくつものエラーがログに記録される可能性があります。
CI の起動時
E15: Buffer SCSA Already Exists – このエラーメッセージは、実際にはエラーではありません。単に、以前に作成された共有メモリ領域が SAP が使用するシステムに見つかったことを示しています。
E07: Error 00000 : 3No such process in Module rslgsmcc (071) – SAP ノート 7316 を参照 – 前回のシャットダウン中に、ロックが正しく解放されませんでした。このエラーメッセージは無視できます。
LifeKeeper In Service
In Service の動作時に、LifeKeeper の [In Service] ダイアログに以下のメッセージが表示されることがあります。
error: permission denied on key ‘net.unix.max_dgram_qlen’
error: permission denied on key ‘kernel.cap-bound’
これらのエラーは、saposcol が起動されたときに発生するもので、無視できます (SAP ノート 201144 を参照)。
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