前のセクションで説明したセットアップタスクを完了すると、SAP HANAリソース階層を作成して拡張できるようになります。

SIOS Protection Suite for Linux SAP HANA Recovery Kitを設定するには、次のタスクを実施します。

  • リソース階層の作成 – SAP HANAリソース階層を作成します。
  • リソース階層の削除 – SAP HANAリソース階層を削除します。
  • リソース階層の拡張 – SAP HANAリソース階層をプライマリサーバーからバックアップサーバーに拡張します。
  • リソース階層の拡張解除 – SPSクラスター内の単一サーバーからSAP HANAリソース階層の拡張を解除(削除)します。

LifeKeeperリソース階層を設定するための追加の手順については、 SPS for Linuxテクニカルドキュメンテーション を参照してください。

以下のタスクは、すべてのRecovery Kitで手順が同じ一般的なタスクなため、SPS for Linuxテクニカルドキュメント内の 管理 セクションの説明を参照してください。

  • リソース依存関係の作成 既存のリソース階層と別のリソースインスタンスの間に親子の依存関係を作成し、依存関係の変更をクラスター内の該当するすべてのサーバーに通知します。
  • リソース依存関係の削除 リソースの依存関係を削除し、依存関係の変更をクラスター内のすべての該当するサーバーに通知します。
  • In Service 特定のサーバーでリソース階層をIn Serviceにします。
  • Out of Service 特定のサーバーでリソース階層をOut of Serviceにします。
  • プロパティの 表示 / 編集 特定のサーバー上のリソース階層のプロパティを表示または編集します。

注記: 本セクションの残りの部分では、 Edit メニューを使用して設定タスクを実施します。

また、ほとんどのタスクは以下によって実行できます。

  • ツールバーから実行する
  • ステータス表示の左ペインでグローバルリソースを右クリックする
  • ステータス表示の右ペインでリソースを右クリックする

右クリック方式を使用すると、 Edit メニューの使用時に必要な特定の情報の入力をせずに済みます。

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