以下の一連のテストを実行してください。テスト手順は、各設定で異なります。一部の手順では、SAP が正常に実行されていることを求めますが、実行すべき具体的なテスト内容は記載されていません。SAP が正常に設定され実行されていることを検証するために行うことのできるテストの一覧については、SAP ドキュメント、 SAP R/3 in Switchover Environments の付録を参照してください。
アクティブ / アクティブ設定のテスト
- SAP 階層の作成時、SAP と DB は、異なるサーバ上で In Service になります。SAP GUI から、SAP にログインします。ログインが成功し、SAP が正常に実行されていることを確認します。
- ログアウトし、リダンダント AS からログインします。ログインが成功することを確認します。
- ログイングループを設定した場合、そのグループを使用してログインが成功することを確認します。
- LifeKeeper GUI を使用して、SAP バックアップサーバ上で SAP のリソース階層を In Service にします。これで、SAP と DB の両方が同一のサーバ上で In Service になります。
- 同様に、SAP 仮想サーバ名、リダンダント AS、ログイングループを使用して SAP にログインできることを検証します。SAP が正常に実行されていることを確認します。
- LifeKeeper GUI を使用して、DB バックアップサーバ上で DB 階層を In Service にします。これで、各階層はバックアップサーバ上で In Service になります。
- 同様に、すべてのログイン方法を使って SAP にログインできることと、SAP が正常に実行されていることを確認します。トランザクション SM21 を実行すると、ログにおいて PAS が DB との通信を失った記録と再取得した記録を確認できます。
- SAP にログイン中に、SAP が現在 In Service である SAP バックアップサーバの電源スイッチを押してシャットダウンします。SAP 階層が SAP プライマリサーバ上で In Service になること、そしてフェイルオーバ後、PAS に再度ログインできることと正常に実行されていることを確認します。
- 切断したサーバの電源をリストアします。LifeKeeper GUI を使用して、DB プライマリ サーバ上で DB 階層をもう一度 In Service にします。同様に、SAP にログイン中に、DB が現在 In Service である DB プライマリサーバの電源スイッチを押してシャットダウンします。DB 階層が DB バックアップサーバ上で In Service になること、そしてフェイルオーバ後に SAP にログインでき、トランザクションを正常に実行できることを確認します。
- 切断したサーバの電源をリストアします。LifeKeeper GUI を使用して、DB プライマリ サーバ上で DB のリソース階層をもう一度 In Service にします。
アクティブ / スタンバイ設定のテスト
- 階層作成時、SAP と DB の両方がプライマリサーバ上で In Service になります。リダンダント AS がバックアップサーバ上で開始されます。SAP GUI から、SAP にログインします。ログインが成功し、SAP が正常に実行されていることを確認します。トランザクション SM51 を実行し、SAP サーバのリストを表示します。このリストに、PAS または ASCS と AS の両方が含まれている必要があります。
- ログアウトし、バックアップサーバ上のリダンダント AS を介して再ログインします。ログインが成功することを確認します。
- ログイングループを設定した場合、そのグループを使用してログインが成功することを確認します。
- LifeKeeper GUI を使用して、バックアップサーバ上で SAP/DB のリソース階層を In Service にします。
- 同様に、SAP 仮想サーバ名、リダンダント AS、ログイングループを使用して SAP にログインできることを検証します。SAP が正常に実行されていることを確認します。
- SAP にログイン中に、階層が現在 In Service になっている SAP/DB バックアップサーバの電源スイッチを押してシャットダウンします。SAP/DB 階層がプライマリサーバ上で In Service になること、そしてフェイルオーバ後、PAS に再度ログインできることと PAS が正常に実行されていることを確認します (サーバがダウンするときに接続が切れるため、再ログインする必要があります)。
- 切断したサーバの電源をリストアします。同様に、SAP にログイン中に、DB が現在 In Service である SAP/DB プライマリサーバの電源スイッチを押してシャットダウンします。SAP/DB 階層がバックアップサーバ上で In Service になること、そしてフェイルオーバ後に SAP に再度ログインでき、SAP が正常に実行されていることを確認します。
- 同様に、切断したサーバの電源をリストアします。LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバ上で SAP/DB のリソース階層を In Service にします。
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