LifeKeeper for Linux Sybase ASE Recovery Kit では、パス $SYBASE/ASE-<version> が $SYBASE/ASE にシンボリックリンクされていることが要求されます。また、パス $SYBASE/OCS-<version> は $SYBASE/OCS にシンボリックリンクされている必要があります。LifeKeeper for Linux Sybase ASE Recovery Kit は、これらのリンクを使用してさまざまな Sybase ユーティリティやファイルにアクセスします。リンクを作成するには、次の手順を実行します。
- コマンドライン上で $SYBASE ディレクトリに移動してください。
例:
server1 # cd $SYBASE
server1 # pwd
/opt/sybase-12.5
- ASE-<version> ディレクトリを検索してください。
例:
server1 # ls –ld ASE*
drwxrwxr-x 16 sybase sybase 4096 Nov 18 09:08 ASE-12_5
lrwxrwxrwx 1 sybase sybase 8 Nov 17 11:35 ASEP -> ASEP-1_0
drwxrwxr-x 4 sybase sybase 4096 Nov 17 11:35 ASEP-1_0
注記: ASE-12_5 と ASE 間にリンクが既に存在する場合、手順 5 に進んでください。
- ASE-<version> ディレクトリの中に bin/srvbuild ユーティリティがあることを確認してください。
例:
server1 # ls ASE-12_5/bin/srvbuild
srvbuild
注記: 「No such file or directory」エラーが発生する場合、選択したパスが間違っています。
- コマンドライン上で、特定された ASE-<version> ディレクトリと ASE 間にリンクを作成してください。
例:
server1 # pwd
/opt/sybase-12.5
server1 # ln –s ASE-12_5 ASE
- リンクが正しく作成されたことを確認してください。
例:
server1 # ls –ld ASE*
lrwxrwxrwx 1 sybase sybase 8 Nov 17 11:20 ASE -> ASE-12_5
drwxrwxr-x 16 sybase sybase 4096 Nov 18 09:08 ASE-12_5
lrwxrwxrwx 1 sybase sybase 8 Nov 17 11:35 ASEP -> ASEP-1_0
drwxrwxr-x 4 sybase sybase 4096 Nov 17 11:35 ASEP-1_0
server1 # ls ASE/bin/srvbuild
srvbuild
- コマンドライン上で $SYBASE ディレクトリに移動してください。
例:
server1 # cd $SYBASE
server1 # pwd
/opt/sybase-12.5
- OCS-<version> ディレクトリを検索してください。
例:
server1 # ls –ld OCS*
drwxrwxr-x 16 sybase sybase 4096 Nov 18 09:08 OCS-12_5
注記: OSC-12_5 と OSC 間にリンクが既に存在する場合、手順 5 に進んでください。
- OCS-<version> ディレクトリの中に bin/isql ユーティリティがあることを確認してください。
例:
server1 # ls OCS-12_5/bin/isql
isql
注記: 「No such file or directory」エラーが発生する場合、選択したパスが間違っています。
- コマンドライン上で、特定された OCS-<version> ディレクトリと OCS 間にリンクを作成してください。
例:
server1 # pwd
/opt/sybase-12.5
server1 # ln –s OCS-12_5 OCS
- リンクが正しく作成されたことを確認してください。
例:
server1 # ls –ld OCS*
lrwxrwxrwx 1 sybase sybase 8 Nov 17 11:20 OCS -> OCS-12_5
drwxrwxr-x 16 sybase sybase 4096 Nov 18 09:08 OCS-12_5
server1 # ls OCS/bin/isql
isql
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