SAP HANA システムレプリケーションの構成

SAP HANA システムレプリケーションガイド（http://help.sap.com で入手可能）の指示に従って、SAP HANA システムレプリケーションを構成します。対象のプライマリーレプリケーションサイトで SAP HANA システムレプリケーションが有効になり、バックアップサーバーがセカンダリーレプリケーションサイトとして登録されたら、本ガイドの次の手順に進んでください。

*注意：マルチテナントデータベース環境において、SAP HANA システムレプリケーション は、SAP HANA Recovery Kit を正しく機能させることができるよう全てのテナントデータベースに対するレプリケーションを正常に初期化できる必要があります。特に、システムのレプリケーションを有効にする前に保護対象のインスタンスに含まれる全てのテナントデータベースのバックアップを取得する必要があります。

*注意：SAP HANA システムのレプリケーションに使用される IP アドレスのペア間に LifeKeeper のコミュニケーションパスを作成してください。専用ネットワークがシステムレプリケーションに使用される場合、これらの IP アドレスは通常、保護すべき SAP HANA データベースの global.ini ファイルの [system_replication_hostname_resolution] セクションにあります。