既知の問題
アップグレード中にGUIがターゲットサーバーの誤った状態を表示する
LifeKeeper v8.10.1より前のバージョンからv8.10.1 またはそれ以降へアップグレードする際にターゲットサーバーが誤った状態を表示します。詳細は、 既知の問題と回避策 を参照してください。8.10.1からアップグレードする際は本事象の対象にはなりません。
ミラー作成・削除時に表示されるジョブ情報の欠落警告について
ジョブの作成中に、「このコンピューターには、次のターゲット ボリュームの SIOS DataKeeper ジョブ情報がありません: <vol>(This computer is missing SIOS DataKeeper Job information for the following target volume(s): <vol>)」という警告が GUI に短時間表示される場合があります。 警告は数秒後に消えます。 これは、ミラーの作成および削除中に発生する一時的な状態であり、エラーを示すものではありません。
制限事項
リソース階層の拡張
依存関係があるリソース階層を拡張する場合は、プライマリーサーバーでリソース階層を作成してからまとめて拡張してください。依存関係があるリソースが既に拡張されている場合に、まだ拡張されていないリソースの拡張が失敗する場合があります。
アンチウィルスソフトウェア
アンチウィルスソフトウェアは、LifeKeeper のバイナリーを誤ってマルウェアとして検出する場合があるため、LKROOTフォルダー (%LKROOT% はデフォルトでは C:\LK )をウィルスチェックの対象から除外するよう設定してください。
SCVMM 2012
SCVMM 2012 で DataKeeper を使用する場合は、SCVMM 2012 SP1 を使用する必要があります。
Microsoft Failover Clustering がインストールされたサーバー
LifeKeeper for Windows は、Microsoft のHAクラスターソリューションである Microsoft Cluster Server 機能または Microsoft Failover Cluster 機能がインストールされた サーバー上での動作をサポートしません。この制限の一部として、Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter (Virtual NIC) でホストされる IP アドレス (169.254.xxx.xxx) を使用した場合、LifeKeeper コミュニケーションパスは機能しません。
FAT ファイルシステムのサポート
LifeKeeper for Windows では、FAT ファイルシステムまたは FAT32 ファイルシステムを使用するボリュームの保護はサポートされません。
フォールトトレラントディスクセット
LifeKeeper for Windows 複製ボリュームは Windows フォールトトレラントディスクセット (ソフトウェア RAID) を使用してサポートされますが、LifeKeeper for Windows 共有ボリュームは Windows フォールトトレラントディスクセットと互換性がありません。フォールトトレラントディスクセットは動的ディスクでセットアップする必要があり、動的ディスクは 2 つのシステム間で共有できません。
ファイル共有Recovery Kit
- ファイル共有リカバリーキットは、アクティブドメイン環境でのみサポートされ、ワークグループ環境ではサポートされません。ワークグループ環境またはドメイン環境のいずれにおいても、ローカルマシンアカウントに付与されたファイル共有権限は、フェイルオーバー時に保持されません。これは、ローカルユーザーIDは、そのIDが生成されたローカルシステムでのみ有効であり、他のシステムでは認識されないためです。2つの異なるマシンで 2 つのローカルユーザーIDが同じ綴りであっても、それらは2つの異なるアカウントとして扱われ、生成されたシステムでのみ有効となります。一方、ドメインアカウントは、ドメイン内のどのシステムでも識別および使用できます。
- ファイル共有リカバリーキットは、システムで9999を超えるファイル共有が定義されている場合、機能しません。ユーザー定義の共有の合計数が9999を超えると、LifeKeeper for Windowsで適切なファイル共有を保護しようとすると失敗します。この制限は、ファイル共有リソースの編集にも適用されます。システムで9999を超える共有が定義されている場合、保護されている共有のリストを変更することはできません。
- キャッシュ設定の変更は、ファイル共有リストリソースの作成時にのみ保存されます。既存のファイル共有リストリソースで保護されているファイル共有のキャッシュ共有設定の変更は保存されません。リストアすると、これらの設定はリソースの作成前に設定されていた値に戻ります。
- ファイル共有設定「Enable access-based enumeration(アクセスベースの列挙を有効にする)」および「Encrypt data access(データアクセスを暗号化する)」は、スイッチオーバー/スイッチバック時に保持されません。お客様は、スイッチオーバー後にこれらの設定を手動で希望の値に更新する必要があります。
LAN Manager Recovery Kit
Microsoft は、ネットワークインターフェースカードごとにプライマリーIP アドレスでのみ LAN Manager の機能をサポートします (Microsoft bug SRX#9704116-48)。このため、LifeKeeper for Windows の保護対象の IP アドレスでは LAN Manager の機能を使用することができません。したがって、TCP/IP プロトコルを使用してコンピューターの別名に切り替える方法は、クライアントに対して IP アドレスから LAN Manager 名に動的にマップできるようにする必要があります。解決策としては、WINS サーバの使用を推奨します。LifeKeeper for Windows サーバー (および保護対象の LAN Manager 名にアクセスするすべてのコンピュータ) を同じ WINS サーバの WINS クライアントにする必要があります。
仮想メモリーが少ないとシステムの状態が悪化する
LifeKeeper for Windows は必要に応じ十分なメモリーが使用可能な状態を前提として正しく動作します。システムの仮想メモリーが不足している場合は、すぐにその状態を解消する必要があります。
仮想メモリーの不足により通信機能などシステム内部の機能の性能が低下したり処理が遅延したりすると、LifeKeeper for Windows が誤動作する可能性が非常に高くなります。例えば、TCP/IP 通信リソースの deepcheck によって障害が間違って検出され、リソースのフェイルオーバーが発生する可能性があります。
クラスター内の他のサーバーと LifeKeeper for Windows との通信性能が低下している場合、手動による切り替えが失敗することもありえます。ただし、これによって、サーバーが完全にダウンしたときに保護されたリソースをフェイルオーバーするLifeKeeper for Windows の機能が影響を受けることはありません。
GUI の相互運用性
LifeKeeper for Windows のLifeKeeper GUI は、LifeKeeper for Windows の管理にのみ使用できます。LifeKeeper for Linux のクラスターに対しても、接続および監視は可能ですが、リソースの作成、プロパティーの編集、サーバーのサービス状態の切り替えなどの管理作業はサポートされません。
シリアルポートおよび、共有ディスクコミュニケーションパスの廃止
LifeKeeper for Windows は、バージョン 7.2 において、TTY コミュニケーションパスのサポートを終了しました。また、バージョン10ではDISKCAコミュニケーションパスのサポートも終了しました。今後は、TCP/IP コミュニケーションパスに移行する必要があります。ただしすでに TTY コミュニケーションパスを使用している場合は、以下に示すように /etc/lkinit.config ファイルの TTYCA.EXE の行の ”#” を削除することにより、このオプションを再び有効にすることができます(ただし推奨はされません)。
すでにDISKCAコミュニケーションパスを使用している場合は、設定変更を行わずに引き続き使用することは可能です(ただし推奨はされません)。
TTYコミュニケーションパスが無効な状態
| # … /bin/TTYCA.EXE| -t 1 X X X X X X |
TTYコミュニケーションパスが有効な状態
| … /bin/TTYCA.EXE| -t 1 X X X X X X |
TTY コミュニケーションパス機能を有効または無効にする場合は、lkinit.configの編集後に LifeKeeper サービスを停止し、再起動する必要があります。LifeKeeper を停止するには、コマンド %LKROOT%\bin\lkstop.exe –f ( %LKROOT%はデフォルトでは C:\) を実行してください。GUI が停止され、関連するすべてのプロセスが停止されていることを必ず確認してください。LifeKeeper を再起動するには、%LKROOT%\bin\lkstart.exe と入力します。
コンソールアプリケーションの管理
Windows Server 2016以降では、LifeKeeper for Windowsからのコンソールアプリケーションの起動はサポートされません。Windows Server 2016において UACやメモリ管理などのサーバーのアーキテクチャーとセキュリティーが改善されたため、LifeKeeper for Windowsのようなバックグラウンドプロセスからコンソールアプリケーションを起動することはできません。
Bitlocker は DataKeeper をサポートしない
Microsoft によると、Bitlocker はソフトウェア RAID 構成との連携をサポートしません。DataKeeper は本質的にソフトウェア RAID 1 であるため、Microsoft は Bitlocker と DataKeeper の連携をサポートしません。詳細についてはこちら を参照してください。
Quorum/WitnessにS3を使用した際に、定期的にコンピューターリソースが高騰する
LifeKeeper for Windowsでは、Amazon S3 QWKオブジェクトへのアクセスの際に、内部で定期的に署名付きURLを発行しています。署名付きURLの発行時は、通常よりも多くのコンピューティングリソースを消費します。
対処については「S3 Quorumを使用する場合の推奨設定 」を参照してください。



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