リカバリー処理
RK for IISは、次の問題が発生しないようにサイトをIISリソース階層として保護します。
- システム障害またはサーバー停止
- ネットワークインターフェースカード(NIC)障害
- 通信障害(サイトが稼働中だが、応答がない。)
- スタートアップ障害(スタートアップ時にサイトが停止状態になる)
RK for IISには2つのリカバリー手順があります。
システム障害またはNIC障害が発生した場合は、IISリソース階層をスタンバイノードにフェイルオーバーします。
通信障害またはスタートアップ障害が発生した場合は、ローカルリカバリーが有効であれば、RK for IISははじめに、影響を受けたサイトを停止してから再起動し、問題が解決するかどうかを確認します。リソースの再起動に失敗すると、IISリソース階層をスタンバイノードにフェイルオーバーします。
監視処理
RK for IISは、通信障害の検出のためにIISリソースの起動時とディープチェック実行時に該当するサイトに対して接続確認を行います。
IISリソースの作成時にURLを設定しなかった場合は、該当するサイトに設定されたIPアドレスとポート番号を使って接続確認を行います。このとき、接続および認証に成功した場合は、レスポンスコードにかかわらず成功と判断します。
IISリソースの作成時にURLを設定した場合は、URLを使用して接続確認を行います。このとき、接続や認証に失敗した場合に加えて、接続および認証に成功したにもかかわらずレスポンスコードが異常を示した場合も障害と判断してローカルリカバリーやフェイルオーバーを実施します。
通信が暗号化された安全なWebサイトに関しては、サーバー証明書に不備があっても障害とは判断しません。
リソース構成
RK for IISは、IISリソース、IPアドレスリソース、ボリュームリソース間の依存関係を管理します。これらの依存関係を作成するため、サイトが使用するIPリソースとボリュームリソースを先に作成する必要があります。次にIISリソースの作成を行うと、RK for IISが保護するサイトの設定を読み取り、該当するIPアドレスリソース、ボリュームリソースを選定して必要な依存関係を自動的に作成します。IPアドレスリソースはWebサイトに設定されたIPアドレスを保護します。ボリュームリソースはWebサイトの物理パスを含むドライブを保護します。
以下の図に示すのはLKWMCに表示されるIISリソース階層の例です。「IIS-Web」というWebサイトを保護するIISリソースには「ip-Web」というIPアドレスリソースと「Vol.D」というボリュームリソースの両方に依存関係があります。



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