LifeKeeper の保護下にあるディスクボリュームでは、自動ブート時間 CHKDSK が実行されません。 管理者はボリュームに対し手動で CHKDSK を実行する必要があります。これは次の手順で実施してください。

  1. ボリュームに依存しているすべてのリソースを停止します。CHKDSK の間ボリュームはロックされてアクセス不能になるため、ボリュームを使用しているアプリケーションはすべてサービス停止状態にする必要があります。
  1. ボリュームリソースを起動したままにします。CHKDSK はボリュームを開くことができる必要があるため、リソースを起動した状態でアンロックします。
  1. ボリュームが DataKeeper ミラーボリュームの場合は、ミラーを一時停止状態にすることを推奨します。
  1. ボリュームをチェックするノードのコマンドラインから次のコマンドを実行して、ボリュームリソースをメンテナンスモードにします。
  • cd LKBIN
  • flg_create -f Maintenance_<drvletter>
    • <drvletter> はボリュームのドライブレターです。ボリューム F: をメンテナンスモードにするには、次のコマンドを実行します。
      flg_create -f Maintenance_F

ボリュームがメンテナンスモードの間、ボリュームチェックスクリプトはヘルスチェックを実行しません。

  1. ボリュームを確認し、エラーを修正します(例: "chkdsk.exe /f F:" を実行する、等)。

CHKDSKが完了したら、

  1. chkdsk が完了したノードのコマンドラインから次のコマンドを実行して、ボリュームリソースのメンテナンスモードを解除します。
  • cd LKBIN
  • flg_remove -f Maintenance_<drvletter>
    • <drvletter> はボリュームのドライブレターです。ボリューム F: メンテナンスモードを解除するには、次のコマンドを実行します。
      flg_remove -f Maintenance_F
  1. chkdsk の実行を容易にするために一時停止していたミラーを続行します。これにより、ファイルシステムの変更をターゲットノードと再同期させることができます。
  1. リソース階層をサービス開始にします。これらはミラーがまだ再同期している間にオンラインにすることができます。

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