LCDI リソースタイプ

構文

typ_create [-d destsys] -a appname -r restyp

typ_remove [-d destsys] -a appname -r restyp

typ_list [-d destsys] [-fC] [-a appname]

説明

リソースは、システムが認識しているボリューム、アプリケーション、またはその他のオブジェクトを表すために LifeKeeper によって使用されます。リソースタイプはリソースの分類であり、すべてのインスタンスに適用できるリカバリ手順の共通セットによって区別されます。リソースタイプの例を以下に示します。

  • ファイルシステムボリューム (例: K:)
  • ファイル共有 (例: UTIL_SHARE)
  • IP アドレス (例: 153.66.232.21)

typ_create コマンドおよび typ_remove コマンドは、構成データベースに新しいタイプを生成するためのインターフェースを提供します。typ_list コマンドは、特定のシステムに存在するすべてのリソースタイプを一覧表示するための構成データベースへのインターフェースを提供します。

終了コード

どのコマンドも、正常に実行された場合は 0 を返します。失敗した場合は 0 以外のコード (「終了コード」を参照) を返し、標準エラーに出力します。前記のコマンドは、次の終了コードを返します。

0 処理に成功した。
1 システムコールまたはライブラリコールが内部エラーを返した。
2 ユーザが指定した構文にエラーがある。
3 LifeKeeper の内部エラー。
4 既存のオブジェクトに対する処理を要求した。
5 不正な引数を渡した。
6 インデックスが有効な範囲を超えている。
7 存在しないオブジェクトに要求を発行した。
8 リソースインスタンスの削除を要求したが、そのリソースインスタンスには、削除していないリソースインスタンスが依存している。
9 相手のシステムと通信できない。

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