仮想マシンへのログイン(稼働系、待機系、クライアント)

  1. Azure Home > [Virtual machines] > [Overview] > [Connect] を選択し、Remote Desktop(RDP)接続先情報(IP アドレス)を得ます。
  1. 手元の PC などから RDP 接続します。

 

セキュリティ設定(稼働系、待機系)

  1. IE enhanced security configuration を適切に設定します。本ガイドでは下記のように OFF に設定しています。

[Server Manager] > [Local Server] > [IE enhanced security configuration] を off

  1. Windows defender firewall を環境および使用するアプリケーションに合わせて適切に設定します。本ガイドでは下記のように OFF に設定しています。

[Server Manager] > [Local Server] > [Windows Defender Firewall] > domain、private、public network を全て off。

 

セキュリティ設定(クライアント)

  1. Windows defender firewall を環境および使用するアプリケーションに合わせて適切に設定します。本ガイドでは下記のように OFF に設定しています。

[Control panel] > [System and Security] > [Windows Defender and Firewall] > [Turn Windows Defender Firewall on or off] で、domain、private、public network を全て off。

 

ディスクの設定(稼働系、待機系)

追加した 30GB のディスクを、Windows の disk manager で NTFS フォーマットして F ドライブとします。設定は下記の通りです。

New Simple Volume Wizard
Simple volume size 30717 Maximum disk space と同じ値を指定
Assign the following drive letter F
File system NTFS
Allocation unit size Default
Volume label New Volume
Perform a quick format check
Enable file and folder compression uncheck

 

DNS 動的更新の無効化(稼働系、待機系)

LifeKeeper が(ILB の代表 IP アドレス(10.20.1.200)と同じ IP アドレスの)VIP リソースを Active にしたときに、Windows OS が自動的に VIP アドレスとコンピューター名の組を DNS サーバーに登録してしまうと、LifeKeeper GUI がコンピューター名から IP アドレスに名前解決するときに VIP アドレス(10.20.1.200)に解決してしまうなどの不都合が生じます。ここでは、それを防ぐために、LifeKeeper の VIP リソースを活性化する NICDNS の動的更新を無効化します。

  1. [Control Panel] > [Network and Internet] > [Network and Sharing Center]
    10.20.2.0/24 に接続されたネットワークインターフェースをクリック

  • ipconfig で、10.20.2.11 または 10.20.2.12 が活性化された NIC を探して、そのアダプター名(Ethernet、Ethernet 2など)を特定します。
  • ここでは、そのアダプター名をもった NIC のリンクをクリックします。

 

  1. 次の順にダイアログを開きます。

[Properties] > [Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4)] をクリック > [Properties] > [Advanced] > [DNS] タブ

  1. [Register this connection’s address in DNS] のチェックを外します。

 

NIC の Routing Metric の固定化(稼働系、待機系)

LifeKeeper が必要とするネットワーク設定です。

  1. [Control Panel] > [Network and Internet] > [Network and Sharing Center]
  1. 10.20.1.xx が活性化されたNIC

[Ethernet] > [Properties] > [Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4)] をクリック > [Properties] > [Advanced]

  • [Automatic metric] を uncheck
  • [Interface metric] を 1
  1. 10.20.2.xx が活性化された NIC

[Ethernet] > [Properties] > [Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4)] をクリック > [Properties] > [Advanced]

  • [Automatic metric] を uncheck
  • [Interface metric] を 2

設定を有効にするため、仮想マシンを再起動します。

6.7弱いホストモデルの有効化(稼働系、待機系)

VIP を使用してILB(フローティングIP有効)経由でクライアントと通信するために、弱いホストモデルを有効にします。コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。

  • netsh interface ipv4 set interface “Ethernet” weakhostreceive=enabled
  • netsh interface ipv4 set interface “Ethernet 2” weakhostreceive=enabled
  • netsh interface ipv4 set interface “Ethernet 2” weakhostsend=enabled

*注記:インターフェース名は異なる場合があります。 「Ethernet」を10.20.1.0/24に接続されている最初のNICの名前に置き換え、「Ethernet 2」を10.20.2.0/24に接続されている2番目のNICの名前に置き換えてください。以下に示すように、コマンドプロンプトでipconfigを実行し、適切なインターフェース名を選択します。

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