下記の表は、SAP パラメータ名とその意味を説明しています。これらの値は /etc/default/LifeKeeper 設定ファイルを編集することにより設定可能です。

パラメーター名 パラメーターの意味 設定値 デフォルト値 パラメーター適用タイミング 備考
SAP_DB_CHECK_IGNORE 保護された SAP インスタンスを起動しようとすると、SAP Recovery Kit は、saphostctrl GetDatabaseStatus Call を使用して、関連付けられているデータベース (その情報は SAPDBHOST/dbtype/dbname/dbhost SAP プロファイル パラメータから取得されます) のステータスをチェックします。
このパラメータを 1 に設定すると、データベースステータス チェックが無効になります。
0:データベースチェックを実行する


1: データベースチェックを無視する

0 適宜 (すぐに反映されます) データベースが SIOS LifeKeeper によって保護されていない場合、または SAP Recovery Kit によって実行されたデータベースチェックが予期せず失敗する場合は、このパラメータ値を 1 に設定します。
SAP_CONFIG_REFRESH Configuration Propertiesページの更新頻度を秒単位で指定します。 整数値 LKCHECKINTERVAL/2 適宜 5より小さい場合は、デフォルト値が設定されます。
SAP_CREATE_NAS NAS マウントされたファイルシステムの NAS リソースを自動的に生成するかどうかを指定します。 0: 無効

1: 有効

1 適宜  
SAP_NFS_CHECK_DIRS チェックするNFSマウントポイントのリストをカンマ区切りで指定します。 文字列 空欄 NFS共有ファイルシステムを使用する際に必要な時 Amazon EFSマウントポイントには使用しないでください。 
SAP_QUICKCHECK_TIMEOUT quickCheck のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 60 適宜  
SAP_RESTORE_TIMEOUT restore のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 1048 + SAP_QUICKCHECK_TIMEOUT 適宜   
SAP_REMOVE_TIMEOUT remove のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 540 + 2 * SAP_QUICKCHECK_TIMEOUT 適宜  
SAP_RECOVER_TIMEOUT recover のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 SAP_RESTORE_TIMEOUT + SAP_REMOVE_TIMEOUT 適宜 デフォルト値より小さい場合は、デフォルト値が設定されます。
SAP_DEBUG デバッグを有効にするかどうかを指定します。 0: 無効

1: 有効

0 適宜  

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