LifeKeeper NFS Server Recovery Kit のバージョン 5.0.0 以降では、高可用性の有効な nfs-utils パッケージがインストールおよび設定されている必要があります。(いくつかの OS のディストリビューションバージョンでは nfs-utils が別のパッケージで提供されます。)LifeKeeper NFS Server Recovery Kit のインストールでは、HA が有効な nfs-utils パッケージの存在が検査されます。正しく設定された nfs-utils パッケージを検出できなかった場合は、LifeKeeper インストールサポートのセットアップスクリプトを再実行するか、サーバをリブートする必要があります。
LifeKeeper インストールサポートのセットアップスクリプトによって、 nfs-utils が HA 環境で使用できるように設定され、 NFS v4 エクスポート設定のセットアップが実行されます。使用するどの NFS バージョンでも HA NFS の質問には YES と回答する必要があります。
NFS v4 の設定において、 rpc_pipefs を /var/lib/nfs から /var/lib へ移動させる必要あります。この設定を行うためには、カーネルモジュールのアンロードおよび設定とブート時のスクリプトの追加もしくは修正が必要とされます。変更後、インストールサポートがカーネルモジュールのアンロードおよびリロードを行うことができない場合はシステムのリブートが必要になる可能性があります。この事象が発生した場合、システムのリブートが必要であることがユーザに通知されます。LifeKeeper の操作を正常に行うためにはシステムのリブートを含めた rpc_pipefs のセットアップを完了させることが必要です。
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